インディペンデント・スピリット賞授賞式で、ケイト・ブランシェットやマリサ・トメイなど4名の俳優と監督が、司会者のイジりから逃げるために、ドレスのまま机の下に隠れ逃げた!(フロントロウ編集部)

映画アワードで豪華俳優たちが机の下に潜る

 アメリカのロサンゼルスで、3月4日に第38回インディペンデント・スピリット賞授賞式が開催。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』がここでも最多受賞となり、各アワードを軒並み最多受賞している本作の勢いの凄さに圧倒されてしまうが、今回は授賞式の最中に俳優たちのおもしろハプニングも巻き起こり、ファンを笑わせた。

 インディペンデント・スピリット賞で司会を務めたのは、風刺番組『ハサン・ミンハジ: 愛国者として物申す』のコメディアンであるハサン・ミンハジ。本アワードはYouTubeでライブ配信されていたため、彼はYouTube動画の“釣りサムネイル”について、いくつかの皮肉ジョークを展開していた。

 彼は司会をステージ上からではなく、会場内を歩きまわりながら行なっており、そんなジョークを話していた時にたどりついた円卓に座っていたのは、映画『TAR/ター』の主演であるケイト・ブランシェット。すると彼は、本アワードが後でYouTube動画のサムネイルとして使えるように、ケイトに「錯乱した表現」をしてほしいとお願い。

 ケイトは両手で顔を覆って笑っていたのだが、大げさな表情の顔をカメラに向けるのは嫌だったよう。ハサンがトークをしている隙に…、机の下に這い潜って、隠れた!

 それを見て、「あっち側から出てくる?」と反応したハサンだったが、ケイトの“しない”という決意が固いことを察した彼は、次に彼女の隣に座っていたトッド・フィールド監督に同じリクエスト。すると彼も机の下に逃亡。

 諦めたハサンは、他に誰かいないかと別のテーブルを見回し、候補を探した。するとそこにいたのは、MCUのメイおばさんとして有名なマリサ・トメイ! しかしもうその時点では、ケイトに続くしかないのだ。マリサは笑顔でケイト達がいる机のほうへ行き、会場のほうに手を振ってから下へ潜ったため、もはや、机の下に行った人達が後で別のところから出現するマジックショーのような雰囲気になっていた。

 さらに最後には、レジーナ・ホールまでも参加! 人が座っているテーブルの下に、MCU俳優のケイト・ブランシェット、マリサ・トメイ、そしてトッド・フィールド監督とレジーナ・ホールが脚を畳んで隠れていると考えると、かなり貴重でシュールな状況。

 4人が比較的動きやすい衣装だったことはラッキーだったかもしれない。
 ※レッドカーペットの衣装から、会場内で着る服は少し変えたと見られる。

画像: 映画アワードで豪華俳優たちが机の下に潜る

(フロントロウ編集部)

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