『NCIS: LA』が終わりに向けて着々と進む
『NCIS ネイビー犯罪捜査班』のスピンオフドラマでありながら2009年から続く大ヒットシリーズの『NCIS: LA 極秘潜入捜査班』は、現在アメリカで放送中のシーズン14が最終章で、最終回は現地時間5月14日に放送される。
G・カレン役クリス・オドネルの感謝
そんな本作は、先日、撮影もついに完了。2日後には撮影終了パーティーが開催されて、キャストたちや業界関係者が参加した。ドラマの14年という歴史を祝福するパーティーだったが、切ない気持ちが漂うのも当然のこと。G・カレンを演じるクリス・オドネルはパーティー会場で、米ETにこんな思いを語ったという。
「(撮影最終日に)スタッフに、『シリーズ終了だよ、クリス』と言われました。私は出来なかった…、私たちのスタッフと話すのが難しかった。雄弁に、何か素晴らしいことを言いたかったのですが、現実は、様々な思いや、その部屋にいたみんなへの愛が溢れてきました。素晴らしい旅でした。ただただ感謝しています。この機会や成功、応援してくれたファン、この旅のなかで出会った友人に、とても感謝しています」
サム・ハンナ役LL・クール・Jの誇り
また、サム・ハンナを演じたLL・クール・Jは米Peopleに、「14年が経ちました。いつもは、『オーケー。エピソード完了です』という感じなんですが、今回はエピソードの完了であり、ドラマの完了であり、シリーズが完了した。それは大きなことで、巨大に感じました。でも、私たちは何かを成し遂げたと感じています」と、14年をやりきったという誇りを見せた。
ちなみに彼は、最終回の撮影では事前に脚本を通しで読まず、シーンごとに読み進めたという。そのため、自分も物語の展開をサプライズで追えたそう。
マーティ・ディークス役エリック・クリスチャン・オルセンの思い
マーティ・ディークスを演じるエリック・クリスチャン・オルセンは、撮影最終日には「泣きました」と米ETに認める。クリスとは逆で、エリックはその時に即興のスピーチをしたそうで、「“夢を叶える”ということについて、そして、私たちがこの仕事を選んだ理由は、この業界で物語を語ることであり、それを実現することができたということについて語りました。私達は324の物語を作りました。私の両親はそれを、“エリックが日曜日に帰ってくる”というような感じで、“日曜日のカミングホーム”と呼んでいて、ドラマを1時間見るんです。感謝と悲しみ、祝福の波が押し寄せてきますね」と、素直な思いを明かした。
ファティマ・ナマジ役メダリオン・ラヒミの涙
LA以外の『NCIS』シリーズにも登場してきたファティマ・ナマジことメダリオン・ラヒミも最後の撮影では涙したそうで、「(撮影最終日には)感情がとても高ぶりました。泣きましたね。5回くらいかな…。でも、“学校最後の日”っていう感じの雰囲気だったので、楽しくて、エキサイティングでした。でも同時に、重い日でもあったのですが。多くが凝縮された日でしたが、素晴らしかった」と話した。
(フロントロウ編集部)