マスカラが目の下につくのを防ぐ方法
マスカラでよくある悩みのひとつが、まつげに塗ったマスカラが肌に付着してパンダ目になること。その予防法はウォータープルーフのマスカラを選ぶのが基本ながら、ウォータープルーフタイプを使っても結局パンダ目になってしまったり、クレンジングに苦労して目元に負担をかけたりといった問題が浮上することも。
そんな厄介なパンダ目を徹底的に防止する、とっておきのテクニックをご紹介。メイクのプロがオススメするパンダ目防止術とは?
セッティングスプレーでまつげをコーティング
レディー・ガガやリース・ウィザースプーンなど数々のセレブを手掛けてきたメイクアップアーティストのジェームス・ヴィンセントが、「たとえオールをしてもマスカラがにじまないテクニック」だと絶賛するのは、セッティングスプレーを使った裏ワザ。
ジェームスは、「マスカラを塗って乾いたのを確認したら、スクリューブラシにセッティングスプレーを噴きかけ、まつげをブラッシングしてください」とアドバイス。マスカラの上からセッティングスプレーでコーティングすることで時間が経ってもにじまず、パンダ目になりにくいのだそう。
さらにこのテクニックは、まつげのカールをキープするという嬉しい効果も。ジェームスによると、ビューラーやマスカラでまつげを上向きにしてからセッティングスプレーで仕上げると、まつげを所定の場所に留めてくれるという。
マスカラを塗る前にまつげにルースパウダーをオン
メイクアップアーティストのスーザン・ヤラが考案したのが、ベースメイクの仕上げで使用するルースパウダーを使った裏ワザ。マスカラを塗る前にまつげにルースパウダーをのせておくだけでOKだという。
パウダーののせ方についてスーザンは、「アイシャドウ用などの細くてふわふわのブラシでまつげにルースパウダーをまぶして、その上からマスカラを塗ってみてください」とアドバイス。マスカラより先にのせることで、余分な油や水分をルースパウダーが吸着し、マスカラがヨレるのを防いでくれるそう。
目の下のベースメイクにパウダーを使う裏ワザも
ルースパウダーを使った裏ワザはほかにもあり、アリアナ・グランデのメイクを手掛けるマイケル・アンソニーは、目の下のベースメイクをルースパウダーで仕上げることでパンダ目になるのを防いでいるという。
マイケルは、「ベースメイク製品に含まれるオイル成分がまつげに触れると、マスカラが分解されてにじみやすくなる可能性があります」と説明。そのため油分を含むコンシーラーやファンデーションでベースメイクを終わらせず、油分が過剰に出るのをブロックするルースパウダーを目の下に重ねることが大事だと明かした。
パンダ目になるのを防ぐメイクの裏ワザ。どれも簡単なテクニックなので、ぜひ取り入れてみて。(フロントロウ編集部)