マスカラを使いたいけれど、まぶたの肌トラブルが起きやすい敏感肌の人は必見。刺激が少ないマスカラの選び方とおすすめアイテムを海外のプロがアドバイス。(フロントロウ編集部)

肌にやさしいマスカラの選び方

 マスカラは、ぱっちり印象的な目元を演出してくれる優秀なアイテム。しかし、ちょっとした刺激でも肌トラブルを起こしやすい敏感肌の人にとっては、マスカラは選ぶだけで一苦労。せっかく人気のアイテムを買ってみても、自分の肌には合わなかった…なんてことも多いのでは?

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 米テキサス州にある皮膚科クリニックWestlake Dermatologyに勤めるエリザベス・ゲデス・ブルース医師によると、マスカラで刺激を感じてしまう主な原因は「マスカラの成分」。

 ブルース医師は、「マスカラのように水を含む化粧品には、微生物の増殖を防ぐために、防腐剤が含まれている必要があります。そしてこの防腐剤に敏感な人もいるため、(マスカラを塗ると)目の近くが赤くなったり、刺激を受けたりすることがあります」と米Preventionで説明。

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 とはいえ、マスカラに含まれる防腐剤は、商品の品質を保つうえで欠かせないものなので、もしマスカラを塗ると少し刺激を感じるという人は、「アレルゲンの添加量が最も少ない製品を見つけるのが最善かもしれません」とブルース医師は勧める。

 ほかにも、敏感肌の人は「ファイバー(繊維)入り」のマスカラにも要注意。カリフォルニア州オレンジ郡の眼科医であるアリアン・ファータッシュ医師は、「これらの繊維は目に入りやすく、目に刺激を与える可能性があります」と指摘。ファイバーなしでもロング効果をかなえるマスカラはあるため、できればそちらを選ぶべきだともアドバイスした。

プロもオススメ!低刺激&クリーン処方の人気マスカラ

 今回は、そんな肌にやさしい低刺激なマスカラのなかでも、とくにプロの愛用率が高い優秀アイテムを厳選してお届け。

Clinique(クリニーク)

  クリニークの「ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ」は、低刺激なだけでなく、美しい仕上がりにもこだわりたい人におすすめのマスカラ。

画像: クリニーク「ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ」4,180円(税込)

クリニーク「ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ」4,180円(税込)

 目に刺激を与える恐れがある香料、パラベン、フタル酸エステル不使用なのはもちろんのこと、アレルギーテスト済みで、多くの皮膚科医・眼科医によって推薦されている。

 また、低刺激でありながらマスカラ効果も高く、独自の「サーマル テクノロジー」でまつげを長く自然に見せてくれるほか、すぐに落ちたり、にじんだりすることもなし。汗や涙に負けない防水加工なのに、ぬるま湯で簡単にオフできるところも嬉しいポイント。 

bareMinerals(ベアミネラル)

 ベアミネラルの「ストレングス & レングス セラム インフューズド マスカラ」は、低刺激かつボリューム・ロング・リフトアップの全てをかなえてくれるハイパフォーマンスなマスカラ。

画像: ベアミネラル「ストレングス & レングス セラム インフューズド マスカラ」3,850円(税込)

ベアミネラル「ストレングス & レングス セラム インフューズド マスカラ」3,850円(税込)

 刺激の強い成分や不必要な添加物を配合しないクリーンなフォーミュラでありながら、3種のワックス(トリプル ワックス ブレンド)を配合。まつげ1本1本を際立たせて、瞬時に長さとボリュームをアップし、ドラマティックな眼差しを演出。

 さらにレッド クローバー ペプチド セラム、エッセンシャル ミネラル ブレンドをはじめとした美容液成分が、傷んだまつ毛を集中的にケア&保護。日ごとにハリ、コシのある健やかな自まつ毛に導いてくれる。

 肌のなかでも皮膚が薄い目元はとてもデリケートなパーツ。低刺激なマスカラであっても、必ずしもすべての人にアレルギーが起きないわけではないので、少しでも気になることがあれば、お近くの皮膚科医もしくは眼科医に相談してみて。(フロントロウ編集部)

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