2000年代から2010年代に製造されたちょっぴりレトロなデジタルカメラが、海外のセレブや海外ガールの間でトレンドアイテムに!トレンド入りしている背景や人気の撮り方をご紹介。(フロントロウ編集部)

2000年代~2010年代製のデジカメが海外で大ヒット

 ここ最近海外のセレブがこぞって愛用しているのが、2000年代から2010年代に製造されたデジカメ。

画像: 2000年代~2010年代製のデジカメが海外で大ヒット

 ベラ・ハディッドサブリナ・カーペンター、マディソン・ビアー、エミリー・ラタコウスキー、チャーリー・ダミリオ、ニコラ・ペルツ・ベッカム、アディソン・レイなど数々のセレブたちがデジカメに夢中。

 このトレンドはセレブの間のみならず、Z世代の間でも大注目。TikTokでは「#digitalcamera」のハッシュタグがついた投稿が3.1億回以上も再生。そのほか「#vintagedigitalcamera」や「#cheapdigitalcamera」というハッシュタグも急上昇している。

 実際に売れ行きも上がっているそうで、eBayによると、今年1月の「デジタルカメラ」の検索は、昨年の同時期と比べて60%も増加したという。

なぜ今デジカメが人気なの?

 フィルムカメラに次ぐカメラとして2000年代から2010年代に一世を風靡したコンパクトなデジタルカメラは、iphoneの台頭とともに徐々に人気が低下。近年ではとくにiphoneをはじめとしたスマホの画質も飛躍的に上昇したことで、デジカメを見かけることは少なくなった。

画像: なぜ今デジカメが人気なの?

 そんななかここにきてセレブやZ世代の間で支持されているのは、どこか懐かしさを感じるノスタルジックなアイテムだから。2000年代から2010年代に流行したデジカメは、多くのZ世代にとって子どもの頃の思い出のアイテム。しかも今見ると粗く感じる解像度の低い仕上がりやフィルターのない写りのリアル感が、一周回って新鮮だと人気を集めている。

 ちなみにフィルムカメラやインスタントカメラも数年前から若者の間で人気だけれど、デジカメはモニターを見ながら撮影できるので、スマホと比べると不便でありながらも使いやすい。さらにスマホやPCへの取り込みもセルフでできるため、SNSに投稿するのも比較的簡単。そういった面もあり、リアルに日々使うアイテムとしてデジカメが浸透しているよう。

 そんなデジカメのトレンドはSNSの世界だけでなく、ファッションウィークやパーティシーンでも。米Wall Street Journalが今年の2月に掲載した「The Hottest Accessory at New York Fashion Week? A Point-and-Shoot Camera」という記事では、ニューヨーク・ファッション ウィークのランウェイやパーティで撮影した多くのフォトグラファーが、レトロなデジカメを使って写真を撮っていたと綴っている。

どんな風に撮るのが人気?

 デジカメを使った写真の撮り方でとくに人気なのが、ミラーセルフィー。鏡の前で撮るだけで、デジカメも一緒に写すことができるので、一気にY2Kっぽいムードに。

 また、デジカメのモニターを撮るのも多くのZ世代が実践する撮り方。モニターの画質の粗さがちょっぴりレトロでカワイイ。

 そのほかにも、写真を撮っている風にデジカメを持って構えたり、自撮りする様子を撮ってもらったりなど、小道具のように使う撮り方も人気を集めている。

 海外のセレブやZ世代がハマるレトロなデジタルカメラ。同じく日本でも注目度が高まっているので、気になる人はチェックしてみて。(フロントロウ編集部)

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