ブリー・ラーソンがMCU入りを躊躇した理由
キャプテン・マーベル役で知られる俳優のブリー・ラーソンが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に参加することに不安を感じていたことを米Harper’s Bazaarのインタビューで明かした。マーベル作品のヒーロー役なんてまたとないチャンスだが、なぜブリーは躊躇したのか?
アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.やキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスといった歴代のヒーロー役の俳優たちは、MCU作品に出演したことで世界的な知名度がアップし、その人気を不動のものにした。それを目の当たりにしていたブリーは、10億ドル規模のフランチャイズで大役を担うことで、自分はもう“普通の人”ではいられなくなり、好きなことができなくなることが心配だったそうで、MCUに入るかどうかの選択が自分にとって非現実的に感じられたという。
「自分はこれからどうなるんだろうという怖さがありました。『俳優としてこういう選択をしなければならないなんて、一体どういう世界なんだ』と思いました」
実際、ブリーは「自分には荷が重すぎる」という理由で過去に2度、キャプテン・マーベル役のオファーを断ったことを自身のYouTubeチャンネルで告白している。
なお、最終的にキャプテン・マーベル役を引き受けたことはブリーにとってリスクに見合うものとなったが、MCUには多くの期待が寄せられるため、「自分が高く評価されすぎていると感じたときは、自分の中でそれをどう取り除くかを考えるのが私の仕事です」とも語った。(フロントロウ編集部)