元FCバルセロナのジェラール・ピケ、浮気の末に破局
シャキーラとジェラールは正式な婚姻関係にはなかったものの、11年もの間連れ添い、2人の間には10歳と8歳の息子がいる。しかし、昨年の夏にジェラール側の浮気が原因で破局。ピケは、シャキーラが子どもと外出中に浮気相手の女性を家に招いていたことがのちに発覚した。
シャキーラは2023年1月、ジェラールとその浮気相手クララ・チア・マルティに向けてのディスソング「Shakira: Bzrp Music Sessions, Vol. 53 『Out of Your League』(高嶺の花)」を発表し、大きな話題を集めた。
シャキーラは何を語った? 別れの声明全訳
そんなシャキーラがバルセロナを離れることは、実は象徴的なこと。シングル曲「Hips Don't Lie」を2006年にメガヒットさせたシャキーラは、その後、アメリカを拠点にキャリアをさらに伸ばすという選択肢を捨てて、ピケのサッカー人生を支えるために彼のクラブがあったバルセロナ移住を選んだ。シャキーラはこの件について、過去に「自分のキャリアを二の次にして、彼がサッカーをしてタイトルを獲得できるようにサポートするためにスペインに来たのです。それは愛の犠牲でした」とElleで語っている。
それから10年以上を経て、ついにシャキーラが自分を優先する日が訪れた。シャキーラはバルセロナに別れを告げる際に、インスタグラムにこう綴った。
「私は、子どもたちに安定を与えるためにバルセロナに定住しました。今、私は同じ理由で、世界のどこか、家族・友達・海の近くに安定の場所を探しています。今日、私たちは子ども達の幸せを求めて、新生活をはじめます。
バルセロナで私とともに数々のできごとを乗り越えてきてくれた、全ての人に感謝します。私はこの町で、友情は愛に勝ることを学びました。
私を助け、涙をぬぐい、気づきと成長を与えてくれた全ての人に感謝します。
スペインのファンの皆さん、私に忠誠な愛を与えてくれてありがとう。これは永遠の別れではなく、私の父がよく言ったように『また時々会おうね』ということです」
シャキーラ、移住先は米マイアミか
シャキーラと子どもたちの移住先は、アメリカのフロリダ州マイアミと見られている。フロントロウ編集部では以前、シャキーラがマイアミに所有する物件に作業員が出入りしていると報じたが、やはり、家族でここに引っ越すための前準備だったよう。
マイアミはシャキーラが以前住んでいた場所で、親族や多くの友人もいることから、アメリカでのキャリアを模索しながら子ども達と安定した生活を送るのには、もっとも適した場所といえる。ちなみに、破局後、子どもの親権はシャキーラに渡ったが、長い休暇は父親のジェラールと過ごす取り決めになっているという。
また、スペインのジャーナリスト、ロレーナ・バスクエズとローラ・ファの報道によると、シャキーラと子どもたちがバルセロナを去る具体的な日程について、ジェラールは直前まで知らされておらず、ジェラールはそれについて非常に憤りを感じているとのこのこと。(フロントロウ編集部)