スター・ウォーズ セレブレーション ヨーロッパ 2023にて解禁された主な作品情報
『アソーカ』
かつてアナキン・スカイウォーカーのパダワンであり、SWファンから絶大な人気を誇る主人公アソーカ・タノ。アナキンの唯一の弟子でありジェダイだった。しかし、正義の守護者たちであるはずの組織ジェダイ・オーダーへの信頼を失い、ジェダイの道を捨てアナキンとも決別する。そして、ダークサイドに堕ちたアナキンがダース・ベイダーとなった姿で再会を果たし、変わり果てた姿のかつての師と死闘を繰り広げるという壮絶な過去を持つ。ルーク・スカイウォーカーやオビ=ワン・ケノービ、レイア、ルークの母パドメ・アミダラ、ヨーダ、そしてダース・モールなど正史に登場する数多くのキャラクターと深いつながりがあり、アナキンやルークに次ぐ『スター・ウォーズ』のもう一人の主人公とも言えるアソーカの物語が、今始まる。
『マンダロリアン』シーズン3
現在ディズニープラスで毎週水曜日に独占配信中の『マンダロリアン』シーズン3。孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと、フォースを秘めた子どもグローグーの新たな銀河の大冒険が描かれており、これまで描かれてこなかったマンダロリアンたちの深い文化やグローグーの過去が新たに垣間見え、ファンの間でも大きな盛り上がりを見せている。舞台上には製作総指揮を務めるジョン・ファヴローとデイブ・フィローニ、監督を務めるリック・ファミュイーワ、モフ・ギデオン役のジャンカルロ・エスポジート、ボ=カターン・クライズ役のケイティ・サッコフ、グリーフ・カルガ役のカール・ウェザース、アーマラー役のエミリー・スワローが登壇し会場は大熱狂。マンダロリアン役のペドロ・パスカルからビデオメッセージも届いた。
ジョンは「セレブレーションに参加できて最高の気分だよ」と喜びつつ、シーズン3について「キャラクターやストーリーも進展して、この物語は最高潮に達してきているよ」と本作の盛り上がりについて言及。デイブは「制作陣それぞれが異なるアイディアを持っていて、だからこそ『スター・ウォーズ』が面白い作品となっているんだ。ジョンとリックと仕事することで、『マンダロリアン』も強力な作品になっていることが嬉しいよ」と気持ちを明かし、サッコフは「やっと皆さんに観てもらえるようになって嬉しい。このシーズンでの私たちの努力の成果をね。最高です! 誇りに思っています」と熱い想いを語った。
そして会場では第7話(チャプター23)の冒頭に映像が特別に流れ、衝撃のシーンに会場は騒然。ジョンは「これから観るものは他の人には話してはいけません。多くのことが掘り下げられる回で、皆さんには平等に同じ体験を味わってほしい」とネタバレ自粛を呼びかけた。
『スケルトン・クルー(原題)』
『スパイダーマン:ホームカミング』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のジョン・ワッツが手掛ける『スター・ウォーズ』のプロジェクト。舞台上には製作総指揮を務めるジョン・ファヴロー、「6才の頃から今までずっと“スター・ウォーズ”の世界に魅了されている」とコメントする主演のジュード・ロウ、そして本作に登場する子役たちが登壇しセレブレーション会場を盛り上げた。また、エピソードの監督にはジョン・ワッツはもちろん、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のダニエルズ、マーベル・シネマティック・ユニバースの新作映画『サンダーボルツ(原題)』のジェイク・シュライアー、ブライス・ダラス=ハワード(『マンダロリアン』)ら様々な映画出身の監督たちが集結した事も発表した。
『アコライト(原題)』
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』よりもはるか昔、平和な時代が舞台。主演は『イカゲーム』が大ヒットしたイ・ジョンジェを迎える。「私は『スター・ウォーズ』の大ファンで、このファミリーの一員となり胸躍る思いです。そしてライトセーバーを握る。この体験に未だに体が震えています。」と、イ・ジョンジェ自らジェダイの騎士を演じる事を発表した。ジョージ・ルーカスが影響を受けた黒澤映画、侍映画にインスパイアされ、様々な流派や、孤高の戦士、マスターとパダワンのような師弟関係、親子関係など精神的な戦いを描く。『用心棒』『隠し砦の三悪人』など『スター・ウォーズ』創造のインスピレーションとなった作品へのオマージュを捧げるという。
『キャシアン・アンドー』シーズン2
ファンからも絶大な支持を集めた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の“キャシアン・アンドー”を主人公にしたドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』。2022年に配信されたシーズン1では、名もなき人々が〈反乱軍〉として立ち上がる物語が紡がれ、ファンから絶賛を得た。そんな『キャシアン・アンドー』のシーズン2が、2024年の8月から配信を予定していることが明らかに。
監督を務めるトニー・ギルロイのほか、主演キャシアン・アンドー役のディエゴ・ルナ、モン・モスマ役のジュネヴィーヴ・オーライリー、シリル・カーン役のカイル・ソラー、ビックス役のアドリア・アルホナ、デドラ・ミーロ役のデニース・ゴフ、キノ・ロイ役のアンディ・サーキス、ブラッソ役のジョプリン・シブテンら豪華キャスト、そしてシーズン1で人気を集めたドロイド・B2EMOが登壇し、B2EMOが「みんなに会えて嬉しいよ」と語り会場は大興奮。シーズン2についてギルロイは「11月から撮影していますが、前シーズンと全く同じスケジュールで進行しており、ポストプロダクション、音楽、色彩、視覚効果にもう1年かけて、翌年の8月に公開できるようにする予定です。私たちは全力で進めています!」と明かした。
『新作映画(タイトル未定)』/ジェームズ・マンゴールド監督
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』や『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールド監督作。旧三部作の25,000年前に遡りフォースを操る最初のジェダイについての物語を描く。
『新作映画(タイトル未定)』/デイブ・フィローニ監督
『マンダロリアン』のほか、『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』や『スター・ウォーズ 反乱者たち』など数々のアニメーション作品を手掛け、ジョージ・ルーカスの意思を継ぐデイブ・フィローニ監督作。“現在”を舞台とした帝国残党と新共和国の間で激化する戦いについての物語を描く。
『新作映画(タイトル未定)』/シャルミーン・オベイド=チノイ監督
パキスタン出身のシャルミーン・オベイド=チノイ監督作。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』から15年後を舞台とした“未来”の物語。デイジー・リドリー演じるレイが再びスクリーンに登場する。
(フロントロウ編集部)