非イスラム教徒の友人に向けたメッセージ
イスラム教徒はラマダンと呼ばれる1か月の間、日の出から日没まで断食を行うことで知られている。2023年のラマダンは3月22日から始まるのだが、これに際しイスラム教徒のTwitterユーザーが非イスラム教徒に向けたメッセージを投稿し、話題となっている。
投稿の内容は、「私が断食している間でも、目の前で食べたり飲んだりしても大丈夫ですよ」というもの。断食中、友人が気を遣って隠れて物を食べることがあるため、「それは間違っていないし、問題でもない。私たちに対して失礼なことでもないです」と伝えたかったそう。
Hello non-muslim friends.
— Shukri Saleh (@ShukClimbWalls) March 21, 2023
You can eat and drink in front of me while I’m fasting.
It’s not wrong, it’s not an issue. It’s not disrespectful for us.
Unless you’re eating Kenny Hills Bakers’ Peach Strudel in front of my face, then its an issue for me. �
ただし、ケニー・ヒルズ・ベイカーズの看板メニュー、「ピーチ・シュトルーデル」だけは例外で、断食中に目の前で食べれば”問題”になると冗談まじりに付け加えられた。サクサクとしたパイ生地の上に、桃とクリームがたっぷり乗っていて、見ているだけで幸せな気分になるピーチ・シュトルーデル。この人いわく、断食中に目の前で食べられるのはきついくらい美味しいのだそう。
マレーシアの政治家も参戦! 何を目の前で食べられたらきつい?
このユーザーの投稿をきっかけに、ほかのイスラム教徒からも、断食中に目の前でこれだけは食べて欲しくないメニュー、つまりマジでおいしくて大好きな食べ物が次々と明かされることに。
マレーシアの政治家で元青年スポーツ大臣のサイード・サディク氏も反応し、最初の投稿を真似て「私が断食している間でも、目の前で食べたり飲んだりしても大丈夫ですよ」と言ったあとに、KFCのスナックプレートを食べない限りは問題にならないとツイート。スナックプレートは、フライドチキン2個に、マッシュポテトとコールスロー、バンズ、ドリンクがついたもの。
ほかにも、The Chicken Rice ShopのWanton Mee with BBQ Honey Chicken、Royale Popcornのポップコーン、ラーメンなど、イスラム教徒からそれぞれのお気に入りメニューが書き込まれた今回の投稿。コメント欄のなかには、逆にそこまで言うならと、ケニー・ヒルズ・ベイカーズの「ピーチ・シュトルーデル」がぜひ食べてみたくなったというコメントもちらほら見られた。(フロントロウ編集部)