Emails I Can't Sendツアーを行なうサブリナ・カーペンター
ディズニー・チャンネルの人気ドラマ『ガール・ミーツ・ワールド』で主人公の親友マヤを演じてブレイクしたサブリナ・カーペンターは、現在アルバム『Emails I Can't Send』を引っ提げてワールドツアーを行なっている。
2023年7月には東京と大阪で約4年ぶりの来日公演を行なう予定のサブリナは、現在アメリカを周っているのだが、ポートランド公演を中止することを発表。
サブリナはすでにVIPパッケージを購入していたファンの前でサウンドチェックを行ない、オープニングアクトのスピル・タブもパフォーマンスをして、あとはサブリナの出番を待つだけだったが、開演数分前に中止することを発表。サブリナは自身のSNSで「ポートランド。言葉にはできないほど傷ついています。こんなことしたくないけど、予期せぬ事態により今夜の公演を行うことができなくなりました。払い戻しは購入先で行なわれ、後日振替公演を行なえるように最善を尽くします。今夜はもう、会場は閉まるので気を付けて帰ってください!本当にごめんなさい。愛してます」と声明を出し、中止の詳しい理由は明かしていなかった。
しかし、その後ポートランド公演が中止になったのは、爆破予告が影響していたことが分かった。当初、サブリナはポートランドでの公演をクリスタル・ボールルームという会場で行なう予定だったが、座席数を増やすために、ケラー・オーディトリアムに会場を変更。この変更後、元々の会場だったクリスタル・ボールルームに爆破予告があり、会場は違うとはいえ、万が一を考えて公演を中止したという。
AEGの担当者は、「脅迫はケラー・オーディトリアムに向けられたものではありませんでしたが、サブリナとイベント主催者は、慎重を期してショーを中止することに同意しました。観客が落ち着いて、素早く、安全に会場から退出できるように措置がとられました」とRolling Stoneにコメント。
ファンの安全を確保するために、あえて延期という判断を下したチーム・サブリナ。延期された公演の詳細は、後日発表される。(フロントロウ編集部)