エリザベス女王は、生前、孫のウィリアム皇太子の“ある行動”に気を揉んでいたという。(フロントロウ編集部)

エリザベス女王がウィリアム皇太子の“ある行動”に強い懸念

 イギリス王室のエリザベス女王が、生前、孫のウィリアム王子の“ある行動”に気を揉んでいたことがわかった。ロバート・ジョブソンの新著『Our King(原題)』によると、エリザベス女王は息子のチャールズ国王と孫のウィリアム皇太子が自身の後継者として十分な資格があり、ひ孫のジョージ王子が王政の継続を保証していることに「大きな安心感を得ていた」という。以下、『Our King』から一部抜粋。

 「そのためウィリアム皇太子が自分の意思に反して、家族全員で(ケンジントン宮殿から)別宅があるノーフォークまでヘリコプターで移動したあと、エリザベス女王はウィリアム皇太子に辛らつな言葉を浴びせました。女王は、万が一の事故のことを考えて、ウィリアム皇太子につねに後継者としての自覚を持ち、ジョージ王子と一緒に飛行機で移動しないように警告していました」

 以前、フロントロウでお伝えしたが、王室では、万が一に備えて、基本的に2人以上の王位継承者が一緒の飛行機に乗ることは許されていない。ただし、子どもが小さいうちは例外で、12歳になるまではエリザベス女王の許可があれば同じ飛行機に乗ることができるという話だったが、女王は、ともに未来の国王となる身であるウィリアム皇太子とジョージ王子が同じヘリコプターに乗ることをあまり快く思っていなかったという。

画像: エリザベス女王がウィリアム皇太子の“ある行動”に強い懸念

 親子で同じ飛行機やヘリコプターに乗って移動するのは、一般の家族であれば普通のことだが、ウィリアム皇太子とジョージ王子は王室の一員でなおかつ特別な立場にあることから、恐らく、エリザベス女王は王室の将来のことも考えて反対していたのだろう。

 ちなみに、エリザベス女王のヘリコプターに対する懸念は、女王は健在だった2022年の初めにも報じられたことがあり、当時、関係者が英The Sunに「エリザベス女王は、ウィリアム皇太子が有能なパイロットであることを知っていますが、同時に、多くのことがうまくいかない可能性があることも知っています。女王は、5人全員で飛び続けることはリスクに見合わないと考えているようです」と語っていた。(フロントロウ編集部)

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