チャールズ国王祝賀コンサートには英米伊のシンガーが参加
英時間時間5月6日に開催されるイギリス王室のチャールズ国王の戴冠式は、2020年3月末に王室を離脱した、チャールズ国王の次男ヘンリー王子が参加すると話題に。その翌日の5月7日には、祝賀コンサートが開催されるのだが、出演者探しに難航していた。
英OK!によると、チャールズ国王が直々にリストアップしたアーティストのなかにイギリス出身のエド・シーランとアデルの名前がリストアップされていたようだが、エドはスケジュールのため、アデルは「説明もなく招待を断った」と同メディアは伝えている。
その他にも90年代を席巻したガールズグループであるスパイス・ガールズが祝賀コンサートで復帰するというウワサや、ワン・ダイレクションのメンバーで現在はソロとして活動するハリー・スタイルズが出演すると言われていたが、こちらも正式に出演するといった報道はなかった。
そんなチャールズ国王の祝賀コンサートに出演するアーティストがついに決定。メインとなるのは、アメリカ人シンガーのケイティ・ペリーとライオネル・リッチー、そしてイタリアのテノールシンガーであるアンドレア・ボチェッリ。この3人以外にも、イギリスのボーイズグループの先駆者と言われるテイク・ザット、ナイトの称号を授与されたグラミー賞シンガーのリン・ターフェル、シンガーソングライターのフレイア・リディングス、ピアニストのアレクシス・フレンチが出演する。
ケイティとライオネルはチャールズ国王と親しく、ケイティは2020年から南アジアの貧困に取り組み、生活を変えるためにチャールズ国王が共同設立した慈善団体「The British Asian Trust」のアンバサダーを務めている。一方のライオネルもチャールズ国王が設立した慈善団体「Global Ambassador Group for The Prince's Trust」の初代アンバサダーと初代議長に就任していた。
イギリス人アーティストだけでなく、アメリカやイタリアの人気シンガーが参加する祝賀コンサートには2万人のゲストが招かれ、BBC、BBCOne、BBC iPlayer、BBC Radio 2、BBC Soundsにてストリーミング配信されることが決定しており、BBCは、「ポップスからクラシックまで幅広いジャンルの音楽と、英国や英連邦の芸術や文化を反映したスピーキングワードやダンスのパフォーマンスをお楽しみください」とコメントした。(フロントロウ編集部)