Netflixで4月6日から配信が始まった人気ドラマシリーズ『BEEF/ビーフ』。このドラマに出演した俳優のデヴィット・チョーに性的暴行疑惑が再浮上している。ネット上に渦巻く批判に対し、他のキャストやクリエイターが共同声明を発表した。(フロントロウ編集部)

デヴィッド・チョーの性的暴行疑惑とは

 映画『ミッドサマー』などを手掛けた映画製作会社「A24」が制作し、Netflixで配信中のダークコメディドラマ『BEEF/ビーフ』。4月6日に配信され、世界中で人気を博している。ところが、配信後まもなくして、アイザック役のデヴィッド・チョーの性的暴行疑惑がネット上を騒がせ始めた。

画像: デヴィッド・チョー

デヴィッド・チョー

 問題となった性的暴行疑惑の発端は2014年に遡る。デヴィッドは自身のポッドキャスト「DVDASA」上で、マッサージセラピストの女性に対して行った行為について言及。デヴィッドは、マッサージを受けながら自慰行為を行い、拒否するマッサージセラピストの女性に性的行為を強要したと、番組内で自慢げに話したのだ。さらに、同じポッドキャストに出演していた女性の「あなたはレイプしたと言っている」との言葉に対し、デヴィットは「はい」と同意した。

 この事件は当時、人権団体がデヴィッドに対して抗議の声明を発するなど、社会的な論争に発展。そして、問題の発言から一ヶ月後、現在は閉鎖されているポッドキャストの番組HPにてデヴィッドが「全て冗談だった」と釈明した。ポッドキャスト番組の目的はショーの友人や共演者に挑戦し、挑発することであり、ショーで語った内容は「アートの延長だった」としている。デヴィッドは「自分がレイピストと呼ばれる日がくるとは思いませんでした。最悪です。だって、私はそうではないので。私は強姦魔ではありません。私はレイプ犯が大嫌い」と不満を表し、「この物語が事実であると信じていた人がいたとしたら、申し訳ない」と語った。

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