映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の劇中に使用された曲「Peaches」が、Youtubeで2500万回以上再生され「キャッチーで耳から離れない」「オスカー候補間違いない?」と話題になっている。

※この記事には映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のネタバレが含まれます。

YouTubeで再生2500万回のミュージックビデオ「Peaches」

 4月5日に海外で公開されて以来、アニメ映画史上最大のオープニング記録を樹立するなど様々な記録を更新し続け、映画業界で旋風を巻き起こしている映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』だが、その劇中歌にも大きな注目が集まっている。

 「Peaches(ピーチズ)」のミュージックビデオは、エミネムのミュージックビデオなどを手掛けたシカゴの音楽プロデューサー・コール・ベネットが手掛け、4月7日にYouTubeで公開されて以来、2500万回以上再生され(4月27日現在)、一時期は音楽のトレンドページで大物アーティストを抑えて2位にチャートインした。ビルボードホット100では83位でデビューするなど、映画業界だけでなく音楽業界にもその影響が広がっている。

クッパの声優、個性派俳優ジャック・ブラック本人が作曲に参加

 ミュージックビデオではクッパの吹き替えをしたジャック・ブラック本人が、クッパ風の緑色の衣装に身を包み熱唱しているが、実は監督のアーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニックらと共にジャックが作曲とプロデュースを担当している。元々オリジナルの脚本にはなかったこの曲だが、ジャックと長年コラボしてきたエンジニアのジョン・スパイカーが作った30秒のデモをベースに、ジャックがたった数日間だけでフルソングに仕上げたという。

画像: クッパの声優、個性派俳優ジャック・ブラック本人が作曲に参加

 ホーヴァス監督は、「私たちはひと晩で曲を作り、デモテープをジャックに送った。数日後、ジャックは曲を完成させて送ってくれた。彼が独自のひねりを加えたオリジナルの楽曲をピアニストが演奏してくれた。それを聴いて私たちは圧倒されたんだ」とオフィシャルインタビューでコメント。一方のジャックは、「楽しんで曲作りをした。そして私は観客がクッパの新たな面をしることにわくわくしているんだ!」と加えた。

 元々ジャックはロックバンドのテネイシャスDで活躍し、映画『スクール・オブ・ロック』などにも出演しており、俳優だけでなく音楽のキャリアも長いことで知られているが、そんな彼の才能が、名曲「ピーチズ」を完成させた。

クッパの「ピーチズ」が早くもアカデミー賞候補に?

画像: クッパの「ピーチズ」が早くもアカデミー賞候補に?

 「ピーチズ」は、長年の片思いの相手であるピーチ姫へのプロポーズを前に、クッパがピーチをどれだけ愛しているかを情熱的な愛のバラードで歌い上げるという、中盤の見どころのシーンで使用されている。

 溶岩の城に住む凶悪な見た目のクッパ大魔王が、情熱的なタッチでピアノを弾き、「ピーチ、ピーチ」と熱唱。今まで誰も見たことのない新しいクッパ像、人間味が感じられるようなどこか憎めないキャラクターという新たな一面が描かれファンの間でも新鮮に捉えられている。

 Varietyによると、そんなアイコニックな楽曲は、2024年のアカデミー賞の「オリジナル楽曲賞」の選考対象となるそうなので、一部では早くも賞レースへの参加が期待されている。4月から世界ではスーパーマリオブラザーズ・フィーバーが吹き荒れているが、来年のアワードシーズンもマリオ旋風となるか!?(フロントロウ編集部)

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