ディオール（Dior）の人気バッグであるレディー・ディオールは、ダイアナ元妃が持つまで違う名前がつけられていたって知っていた？（フロントロウ編集部）
ダイアナ元妃はレディ ディオールが大のお気に入り
値上げしても売れ続ける、ディオール（Dior）のアイコンバッグとなっている、レディ ディオール。マイクロ、ミニ、スモール、ミディアム、ラージという5つの大きさや素材で展開され、どんなスタイルにもマッチするレディ ディオールはセレブだけでなくここ日本でも人気が高い。
バッグのステッチのパターンはナポレオン3世の椅子にインスピレーションを受けたと言われるレディ ディオールは、じつは当初は違う名前がつけられていたって知っていた？
今やレディ ディオールという名称で知られているが、最初はフランス語で「お気に入り」を意味する「シュシュ（Chouchou）」という名前だった。
現在のレディ ディオールという名前になったのは、ダイアナ元妃がきっかけ。1995年9月にパリのグラン・パレで開催されたポール・セザンヌ回顧展のオープニングにダイアナ元妃が出席した際、フランスのジャック・シラク大統領の妻であるベルナデット夫人に、当時まだ発売されていなかった「シュシュ」を贈られた。それがきっかけとなり、ダイアナ元妃は「シュシュ」にはまりし、ディオールに電話して全色欲しいとお願いしたと言われている。
その後、ダイアナ元妃が公の場でレディ ディオールを持つ機会が増えたため、ダイアナ元妃のあだ名である「レディ・ダイ（Lady Di）」にちなみ、バッグの名前が正式に「レディ ディオール」へと改名された。
発売から何十年経っても人気が衰えないレディ ディオール。この先も長く愛されるレディ ディオールは、ダイアナ元妃あってこそのバッグだった。（フロントロウ編集部）
