映画『ハリー・ポッター』シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンは、同シリーズで初めて得たギャラを何に使った? 『ハリー・ポッターと賢者の石』出演時に語った発言がさすがだった。 (フロントロウ編集部)

『ハリー・ポッター』主役級3人は最初のギャラを何に使った?

 映画『ハリー・ポッター』シリーズでハーマイオニーを演じた俳優エマ・ワトソンが、シリーズ1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』公開時に応じた記者会見の内容が注目を集めている。

画像1: 『ハリー・ポッター』主役級3人は最初のギャラを何に使った?

 現地時間5月17日よりUKのNetflixで映画『ハリー・ポッター』シリーズ全8作品の配信がスタートしており、合わせて、1作目『賢者の石』の公開時にエマやハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフ、ロン・ウィズリー役のルパート・グリントが応じた記者会見の映像が話題に。

 注目を集めているのは、公開当時はまだ11歳(ダニエルとエマ)と13歳(ルパート)だった3人が“最初のギャラは何に使いますか?”と訊かれたときの回答で、主演のダニエルはこの質問に、「わかりません」と正直に回答したのだが、同い年のエマは、次のように回答した。

 「皆さんをがっかりさせてしまうことになると思うのですが、21歳になるまで銀行で貯めておくと思います」

画像2: 『ハリー・ポッター』主役級3人は最初のギャラを何に使った?

 後に名門のブラウン大学に進学したり、社会問題についても発言したりと、“しっかり者”というイメージのあるエマだが、そのしっかり者ぶりは幼い頃から健在だった。

 一方、この記者会見のときに年上の余裕を発揮してみせたのは、2人より2歳年上のルパート。彼は記者の質問に対し、「魔法使いとしてお話しますが、(魔法を使えない人々を表す)マグルのお金で支払われるので、僕には理解できません」と、ロンになりきって回答。記者会見という緊張の場でしっかりと笑いをとってみせた。

 ちなみに、エマはその後、実際にギャラにはほとんど手をつけず、2004年に公開されたシリーズ3作目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』から2005年に公開されたシリーズ4作目の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の頃まで正確な収入を把握しないまま、毎週約10,300円(75ドル)ほどのお小遣い制でやりくり。シリーズのギャラで初めて大きな買い物をしたのは日本車を買ったときだと明かしている。(フロントロウ編集部)

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