『クリード 過去の逆襲』のサウンドトラックの歌詞には、『ブラックパンサー』が隠されていた…!?
伝説のボクシング映画『ロッキー』のDNAを継承した『クリード』。数々の死闘や因縁と、自身のアイデンティティを描き、世界中に興奮と感動を伝えてきた。映画史の中でも最も成功したサーガの新たな“物語”の始まりを告げるゴングが、2023年5月に鳴り響く。
自身のルーツに向き合った『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年)、父・子の2世代に渡る因縁を描いた『クリード 炎の宿敵』(2019年)でロッキーのサポートを受けながら、数々の激戦を繰り広げてきたアドニス・クリード。ロッキーの魂を引き継ぎチャンプとなった彼の前に現れたのは、封印した“己の過去”だった…。
シルベスター・スタローンからサーガを託された主演のマイケル・B・ジョーダンは『クリード チャンプを継ぐ男』で全米映画批評家協会賞の主演男優賞など、数々の賞を受賞し、マーベル作品『ブラックパンサー』では悪役エリック・キルモンガーが歴代ヴィランNo.1と絶賛され、一躍トップスターに上り詰めた。最新作の本作では初監督も務め、スポーツ映画史上初、IMAX®認証デジタルカメラでの撮影を敢行。ド迫力のファイトシーンは、更なる飛躍を遂げ、まるでリングサイドにいるかのような圧巻の臨場感を与えている。
そんな『クリード 過去の逆襲』の公開を待ちきれないファンたちは、いち早くサントラを聴いてSNSで盛り上がっている。初監督を務めたマイケルは、日本のアニメ『NARUTO -ナルト-』『はじめの一歩』『ドラゴンボール Z』の表現にインスパイアされた演出や、大友克洋の『AKIRA』の赤い衣装を取り入れるなど、アニメファンとしてのこだわりが細部まで現れている。そんなマイケルのこだわりは自身が選曲したサウンドトラックにも及んでいる。
「ファイトシーンの迫力とサウンドトラックの選曲が全て素敵で公開がとても待ち遠しいです!」「『クリード 過去の逆襲』のサントラ、昨日は寝る前で聴くの控えていたけど、楽しみ過ぎて目覚めてしまい寝不足。それでも朝イチで聴いて戦闘態勢…!こんなメンツでテンション上がらない訳ない」等、公開を楽しみに待つファンの間ではサントラへの絶賛がSNSで拡散されている。
今回、世界的に有名なラッパーやヒップホップ・アーティストが手掛けたサントラは音楽好きにも大好評。「新しいクリードはサントラがJ.Coleを始めDreamvilleのラッパーの曲で構成されていて既にアガる」、「Dreamville All starsによるサントラさすが良き音ですね」と、参加アーティストに驚愕する声多数。
特にDr.Dreの「The Watcher」をサンプリングした楽曲でもある「Adonis Interlude」に注目が集まっている。SNSで「クリードのサントラ聴いてたら“ワカンダ”というワードが…」とコメントも上がっているように、歌詞には、マーベル作品『ブラックパンサー』で登場するアフリカの架空の国の名称“ワカンダ”というワードが登場。『ロッキー』を感じさせ『クリード』のテーマ調でDr.Dreの「The Watcher」をサンプリングをし、さらに歌詞では「棺で腕を組め、ワカンダ人のように」と歌っているのだ。マイケル・B・ジョーダンが、『ブラックパンサー』で歴代ヴィラン No.1 と謳われた悪役エリック・キルモンガーを演じていることもあり、粋な演出が加わっているのにも要注目。
監督自身が厳選した最新ヒップホップの数々、そして、シリーズファンの期待に応える『ロッキー』の流れを汲んだ『クリード』のテーマがどんな場面で流れることになるのか。音楽にもこだわり抜いたマイケル・B・ジョーダンが描く熱いドラマと壮絶なファイトを、ぜひ映画館の大スクリーンで楽しみたい。
クリードとデイムの“過去”に何があったのか。突然現れた最強の敵を前に、クリードはどんな死闘を繰り広げるのか。サーガ史上最高の大ヒット記録更新中の『クリード 過去の逆襲』は、5月26日(金)日本上陸!(フロントロウ編集部)