ビリー・アイリッシュが服装にいちゃもんをつける人たちに喝
「Bad Guy(バッド・ガイ)」や「When the Party's Over(ホエン・ザ・パーティーズ・オーヴァー)」などのヒット曲で知られるシンガーのビリー・アイリッシュが、ここ数年で変化した自身のファッションについてあれこれ言ってくる“アンチ”に向けたメッセージを、インスタグラムのストーリーにアップした。
キャリアの初期は、体のラインが目立たないオーバーサイズの服を好んでよく着ていたビリー。現在もボーイッシュな服装でステージに立つことはあるが、今年5月にファッションの祭典「メットガラ(Met Gala)」で披露したドレスのような、フェミニンなスタイルをすることも増えた。
ビリーによると、ボーイッシュな服装をしているときもネット上で散々嫌なことを言われたが、フェミニンな服装に変わっても心無いコメントが減ることはなかったそうで、「ときどき目にするいくつかのコメントに対する返事。デビューしてから最初の5年間、ボーイッシュな振る舞いや服装をしていることをアンタたちに馬鹿にされ、『もっと女性らしくしたほうが魅力的だ』と言われながら過ごしてきた。そして、フェミニンな服や体にフィットする服を着ることを心地良いと思えるようになったら、今度は『変わった』『裏切り者』と言われるようになった。『彼女に一体何があったんだ』とか『もう以前のビリーとは違う。他の人と変わらない』とかなんとか。アンタたちって本当に馬鹿だよね(笑)私は両方(ボーイッシュとフェミニン)になれる。女性に好きなように生きさせてちょうだい」と言うと、さらにこう続けた。
「おもしろい話を教えてあげる。女性にはたくさんの顔があるって知ってた?ショッキングでしょ?信じられないかもしれないけど、女性は色々なことに興味を持つことができる。あと、女性らしさと弱さはイコールじゃない。“オー・マイ・ゴッド、ありえない”って感じでしょ!? あと、その時々によって違う表現をしたいと思うなんて、聞いたこともないし狂ってるって思うでしょ」
皮肉たっぷりのコメントをぶつけたビリーは、最後に「くたばれ!女嫌いの変人どもが」という“捨て台詞”を吐いて、一連の投稿を締めくくった。(フロントロウ編集部)