ハリー・ベイリーの“ある行動”が共演者&スタッフの心を奪う
ディズニーの人気アニメを実写化した映画『リトル・マーメイド』でアースラを演じたメリッサ・マッカーシーが、アリエル役のハリー・ベイリーの撮影現場でのアリエルさながらの行動をオーストラリアのラジオ局Triple Jの動画インタビューで明かした。
「パート・オブ・ユア・ワールド」など『リトル・マーメイド』にはアリエルが歌うシーンが数多く登場するが、メリッサによると、アリエル役のハリーも撮影現場でよく鼻歌を歌っていたそうで、「ハリーはいつも信じられないほど静かに鼻歌を歌っているんです。それがとても美しくて。つねに違うメロディで、すごく静かなんですが、私たちは遠く離れた場所にいてもコミュニケーションが取れるようにイヤホンをつけていたので、囁くような声でも十分聞き取ることができました。彼女はただ座っていて、多くの場合、私の目線の先にいました。彼女はよく地面の上にある小さなボールに座っていて、いつもとても静かに鼻歌を歌っていました」と言うと、こう続けた。
「（ハリーから）つねに音楽が作り出されていて、それはこの世で最も美しいことでした。あるとき、ブームマイクを持った音声スタッフが感極まったような表情をしていて、彼と目が合ったので『（ハリーの鼻歌が）聞こえる？』と聞いたら、『いつも聞こえている。私のお気に入りだ』と言っていました。映画の中でも美しい音楽が流れますが、私は実際に彼女の歌声を耳にしていたんです。（鼻歌を歌っていることを）彼女は自分でも気づいていなくて、無意識でやっているんじゃないかと思うこともありました。それぐらい自然だったんです」
メリッサはこのエピソードをかなり気に入っているようで、「長々としゃべってしまってごめんなさい。でも、本当に神々しかったんです」とべた褒めだった。また、インタビューに同席したハリーは、隣で少し恥ずかしそうにしながらメリッサの話を聞いていた。（フロントロウ編集部）
