日本にルーツを持つデンマーク在住のシンガーソングライター、ミイナ・オカベが2021年にリリースしたシングル「エヴリー・セカンド」が、同曲を使用したインスタグラムのリール動画が全世界で合計75億回再生されるなど、日本や世界で驚異的なバイラル・ヒットとなっている。マーベル作品などで知られるジェームズ・ガン監督も彼女の楽曲をお気に入りとして紹介するなど、世界的なブレイクの予感が漂う現在22歳のミイナってどんな人? フロントロウ編集部では、 6月にプロモーション来日したタイミングで、ミイナに対面で記念すべき日本初となるインタビューを実施。8月30日にはデビューアルバム『ベター・デイズ 』日本盤のリリースが、9月にはLocal Green Festival’23にて記念すべき日本初公演が決まっているミイナ・オカベについて、今のうちに押さえておきたい12のポイントをまとめた。(フロントロウ編集部)

ミイナ・オカベに来日インタビュー

1. 日本にルーツを持つデンマーク在住のシンガーソングライター

 2001年生まれの現在22歳であるミイナ・オカベは、日本人の母親とデンマーク人の父親を持つデンマーク在住のシンガーソングライター。「私はシンガーソングライターで、今はデンマークのコペンハーゲンに暮らしています」とミイナは自己紹介する。

 「コペンハーゲンに住み始めてからは7年が経つのですが、幼少期は世界各国で暮らしてきました。音楽を書き始めたのはデンマークに移り住んでから。大好きなのは音楽を書くことです」


2. ロンドン生まれ、ニューヨーク&マニラ&コペンハーゲン育ち

 「ロンドンで生まれて、ニューヨークへ行き、その後でコペンハーゲンで1年だけ暮らして、マニラへと引っ越し、またデンマークに帰ってきました」と話すように、ミイナは引っ越しの多い幼少期を送ってきた。

 幼少期に世界各国で暮らしてきた経験は、ミイナのアイデンティティや音楽観に大きな影響を与えたという。「私が幼少期を過ごしてきた国々で人気だった、異なる音楽たちによって私の音楽の趣味は形成されたと思います。母が日本人で、父がデンマーク人なのですが、二人がよく家で聴いていた音楽にも影響を受けました」とミイナは話す。

画像: ©️Karen Rosetzsky
©️Karen Rosetzsky

 フロントロウ編集部とのインタビューは英語で行なわれ、ミイナが綴る歌詞も英語だが、そうした言語の部分にも、幼少期の環境が反映されているとミイナは分析する。「英語が公用語の国で育ったので、一番自分自身を表現しやすい言葉が英語なんです。曲を書くときには英語で書くという部分も、幼少期を過ごした国々の影響が表れている部分だと思います」


3. 好きな日本語は「懐かしい」

 母親の実家があることもあり、これまでに何度も来日経験があるミイナ。そんな彼女に好きな日本語を訊いてみると、「“懐かしい”、ですね」と返ってきた。「よく使っている言葉なんです。他の言葉にはあまり翻訳できない日本語だと思いますし、素敵な言葉ですよね」


4. 日本では必ずセブンイレブンに立ち寄る

 「祖母や叔父、叔母、いとこたちなど、日本にいる家族には必ず会いに行きますね。それから日本に住んでいる親友もいるので、親友たちにも会いに行きます。食べるのが大好きなのでたくさんの食べ物を食べますし、ひいおばあちゃんのお墓参りにも家族で行きます。あとは、ショッピングも欠かせません」と、日本に来たときに必ずすることを教えてくれたミイナ。

画像1: ©️Mina Okabe/Instagram
©️Mina Okabe/Instagram

 加えてもう一つ、ミイナが日本に来た時に絶対に立ち寄るのが、セブンイレブンだという。「おにぎりは必ず買いますね。いくらのおにぎりと、それからネギトロ巻きは大好物です。それからジュースやお茶も。特に日本のロイヤルミルクティーが大好きです。デザートも毎回買います。何のデザートを選ぶかは行くたびに変わりますけど」

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