ミイナ・オカベに来日インタビュー
1. 日本にルーツを持つデンマーク在住のシンガーソングライター
2001年生まれの現在22歳であるミイナ・オカベは、日本人の母親とデンマーク人の父親を持つデンマーク在住のシンガーソングライター。「私はシンガーソングライターで、今はデンマークのコペンハーゲンに暮らしています」とミイナは自己紹介する。
「コペンハーゲンに住み始めてからは7年が経つのですが、幼少期は世界各国で暮らしてきました。音楽を書き始めたのはデンマークに移り住んでから。大好きなのは音楽を書くことです」。
2. ロンドン生まれ、ニューヨーク&マニラ&コペンハーゲン育ち
「ロンドンで生まれて、ニューヨークへ行き、その後でコペンハーゲンで1年だけ暮らして、マニラへと引っ越し、またデンマークに帰ってきました」と話すように、ミイナは引っ越しの多い幼少期を送ってきた。
幼少期に世界各国で暮らしてきた経験は、ミイナのアイデンティティや音楽観に大きな影響を与えたという。「私が幼少期を過ごしてきた国々で人気だった、異なる音楽たちによって私の音楽の趣味は形成されたと思います。母が日本人で、父がデンマーク人なのですが、二人がよく家で聴いていた音楽にも影響を受けました」とミイナは話す。
フロントロウ編集部とのインタビューは英語で行なわれ、ミイナが綴る歌詞も英語だが、そうした言語の部分にも、幼少期の環境が反映されているとミイナは分析する。「英語が公用語の国で育ったので、一番自分自身を表現しやすい言葉が英語なんです。曲を書くときには英語で書くという部分も、幼少期を過ごした国々の影響が表れている部分だと思います」。
3. 好きな日本語は「懐かしい」
母親の実家があることもあり、これまでに何度も来日経験があるミイナ。そんな彼女に好きな日本語を訊いてみると、「“懐かしい”、ですね」と返ってきた。「よく使っている言葉なんです。他の言葉にはあまり翻訳できない日本語だと思いますし、素敵な言葉ですよね」。
4. 日本では必ずセブンイレブンに立ち寄る
「祖母や叔父、叔母、いとこたちなど、日本にいる家族には必ず会いに行きますね。それから日本に住んでいる親友もいるので、親友たちにも会いに行きます。食べるのが大好きなのでたくさんの食べ物を食べますし、ひいおばあちゃんのお墓参りにも家族で行きます。あとは、ショッピングも欠かせません」と、日本に来たときに必ずすることを教えてくれたミイナ。
加えてもう一つ、ミイナが日本に来た時に絶対に立ち寄るのが、セブンイレブンだという。「おにぎりは必ず買いますね。いくらのおにぎりと、それからネギトロ巻きは大好物です。それからジュースやお茶も。特に日本のロイヤルミルクティーが大好きです。デザートも毎回買います。何のデザートを選ぶかは行くたびに変わりますけど」。