アーノルド・シュワルツェネッガーがアメリカ大統領選への思いを語る
映画『ターミネーター』シリーズなどの代表作で知られ、2003年から2011年までカリフォルニア州知事を務めていた俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーが、アメリカ大統領選に出馬できるなら“したい”と米番組『Who’s Talking to Chris Wallace?(原題)』で語った。
憲法で“大統領は生まれながらの米国市民でなければならない”と定められているため、オーストリア生まれのアーノルドには出馬資格がないが、「もしそれがなかったら大統領選に立候補していましたか?」と番組司会者でジャーナリストのクリス・ウォレス氏に質問されたアーノルドは、「まあ、そうですね、もちろんです」と答えると、こう続けた。
「2016年も、そして今現在もフィールドは完全に開いています。つまり、誰がいるのでしょう?みんなをまとめられる人はいないように思います。今、この場にいる人で、『彼は年寄りでもないし、あれでもない、これでもない』と言われる人は誰でしょう。それとも、『誰に投票するか』よりも『誰に反対するか』の方が重要なのでしょうか」
この発言を聞いたウォレス氏が「(もし出馬できるなら)2024年の大統領選に出馬したいということですか?」とたずねると、アーノルドは「間違いなく」と回答。「出馬させてください。考えるまでもないことです。どうすれば選挙に勝てるのか、はっきりとわかります。私が州知事選に出馬したとき、人々が何か新しい答え、つまり右でも左でもなく、国をまとめることができる人を求めていることは明らかでした」と、自身がカリフォルニア州知事選に出馬したときのことを引き合いに出し、大きな自信を見せた。(フロントロウ編集部)