サマンサ役のキム・キャトラルが続編にカメオ出演したワケ
ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編『AND JUST LIKETHAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』で再び主人公のキャリーを演じるサラ・ジェシカ・パーカーが、キム・キャトラルがサマンサ役に復帰した理由を英Daily Mailのインタビューで語った。
サラとの不仲を噂されるキムは、続編制作の話が出る前から今後一切『セックス・アンド・ザ・シティ』には出演しないことを公言していたため、彼女の意思を汲んで、『AND JUST LIKETHAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』のシーズン1では“キャリーたちと疎遠になったサマンサはニューヨークを離れ、新天地で元気にやっている”という設定になっていた。また、シーズン1の最終話では、キャリーとサマンサが和解のために会う約束をするという展開が描かれた。
なお、『AND JUST LIKETHAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』のシーズン2でキム演じるサマンサが登場するのは1シーンのみで、“キャリーと電話をしているシーン”だとショーランナーのマイケル・パトリック・キングが明かしている。
撮影が行われたのは今年3月で、キャリー役のサラやシャーロット役のクリスティン・デイヴィス、ミランダ役のシンシア・ニクソンと顔を合わせることはなかったと伝えられているが、「サマンサを演じることは今後一切ない」と断言していたキムが、カメオ出演とはいえなぜサマンサを再演することに同意したのか?
サラによると、『セックス・アンド・ザ・シティ』が今年で放送開始から25周年を迎えたことが理由だという。サラたちは、ファンから愛されるサマンサというキャラクターを25周年という節目にどうしても登場させたかったそうで、「これは、私たちの25周年を祝うためのアイデアだっんです」と言うと、「サマンサは続編のシーズン1にも登場しましたが、今回はメールだけではなくて、ちゃんと顔を見せることにしたんです。私たちが愛する、そしてファンが愛するゴージャスな顔です。(登場するのは)ほんの一瞬で、電話をするだけです。そして、それは(ファンにとって)なじみ深い光景でもあります。これまでの25年間と、私たちと視聴者の方々との関係を考えると、とてもいいシーンだと思います」と続けた。(フロントロウ編集部)