ネブラスカ州の48歳男性が、結婚式の直後に死亡。結婚生活を経ずに未亡人になってしまった女性に、葬儀費用と子育て費用を支援するための寄付を友人たちが呼び掛けている。

歓喜の日が悲劇の日に…誓いの言葉を交わした直後に

 新たな人生の門出を迎えた一組の夫婦に悲劇が襲った。アメリカ人にとって「ジューンティーンス(※アメリカにおける奴隷制廃止を祝う日)」として特別な意味を持ち、新婦の祖母の誕生日でもあった6月19日は、夫婦にとって結婚記念日となるはずだったが、新郎の命日にもなってしまった。

 ネブラスカ州・オマハで行われた結婚式。地元テレビ局KETVの報道によると、セレモニーで夫婦が誓いを立てた後、教会の外で写真を撮る準備をしていたところ、新郎が急に倒れたという。新郎は救急車で運ばれたが、近くの病院で死亡が確認された。死因は血栓によるものとみられている。

 結婚式に出席していた新婦の友人は、「彼女は10分の間に新婦と未亡人という立場を経験した」とKETVの取材に答えた。また、別の新婦の同僚は「ジョニー・メイは人助けに人生を捧げ、特に最も弱い立場の人々を守ることを目指してきた」と語り、今度は彼女がコミュニティのサポートを受ける番だと話す。

 新婦の友人たちは現在、新婦をサポートするために寄付金を募っている。新郎の葬儀費用と子育て費用を支援するためのオンライン募金ページがGoFundMe上に作成され、6月28日確認時点で646件、2万2300ドル(約320万円)以上の寄付が集まっている。葬儀場のGood Shepherd Funeral Homeのウェブサイトに公開されている情報によると、新郎の葬儀は7月5日に行われる予定。

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