汗が気になる夏は「制汗剤」が大活躍。汗や汗のニオイ、べたつきを抑えるために愛用している人も多いと思うけれど、じつは制汗剤は“夜”に使うのが最も効果的だって知ってた? 海外の皮膚科医が制汗剤の効果的な使い方を紹介した。(フロントロウ編集部)

なぜ夜に使うのが効果的なの?

 ワキの汗や匂いを長時間ブロックする制汗剤。朝出かける前の身支度の一環として使うという人が多いと思うけれど、じつは制汗剤は「寝る前」に使うのが効果的だと専門家は言う。

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 制汗剤を夜に使うべき最も大きな理由は、夜のほうが汗をかきにくいから。皮膚科専門医のマリッサ・ガーシック医師によると、汗腺が活発に活動する「朝」や「シャワーを浴びた後」にすぐ制汗剤をつけると、汗腺をふさぐ前に汗で流れてしまい、本来の“汗をおさえる効果”が下がる恐れがあると米Bustleで説明。

 また制汗剤を夜に使うべきもうひとつのメリットは、肌への刺激が少ないから。

 ガーシック医師いわく、制汗剤の主成分であるアルミニウムは、濡れた肌に使うと刺激になる可能性があるため、寝ている間に使うのがオススメ。さらに、制汗剤を寝る前につけることで、寝ている間にアルミニウムを吸収し、翌日の制汗剤の効果をアップさせることもできるそう。

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 ほかにも、より汗のニオイやべたつきをおさえたいという人は、翌朝にデオドラントをプラスで使うと、フレッシュな香りを長時間キープしやすいと助言した。

 ただし、夜に制汗剤を使うときに1つだけ注意したいのが、制汗剤の香り。香りが強いものは肌に刺激を与えやすいだけでなく、人によっては香りが気になって眠りの妨げになる恐れがあるため、夜に使う場合は「無香料」のものを選んだほうがいいとも付け加えた。

 暑さで大量の汗をかきやすいこれからの季節。制汗剤は使うタイミングによって効果が変わるので、とくに汗をかきやすい人は専門家の意見を参考にしてみては。

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