ドミニク・ファイクが薬物中毒だったことを明かす
ドラッグ、セックス、暴力、アイデンティティ、トラウマ、ソーシャルメディア、恋愛、友情など、現代社会でさまざまな問題を抱えて生きる高校生たちの姿を描いたドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』は、1エピソードあたり約550万人が視聴するほどの大ヒットを記録。
そんな『ユーフォリア/EUPHORIA』のシーズン2からエリオット役として登場したミュージシャン兼俳優のドミニク・ファイクは、薬物に溺れていた過去を持ち、同ドラマを撮影している間も薬物を使用していたとApple Musicのゼイン・ロウとのインタビューで衝撃告白。
ドミニクは「私は薬物中毒者だったので、薬物がメインの番組に出演するのはとても難しかったんです。監督兼脚本家のサム・レヴィンソンは、私にしらふになるようにコーチをつけてくれました。でもうまくいかなかったんです。というのもあのドラマでは、多くの時間ハイになっていたので。本当にひどかったんですが、叱責されました。『お前、こんなことやってる場合じゃない』って感じで。もう少しで番組を降ろされるところでした」と、まさかの降板ギリギリだったということを明かした。
さらに、ドラマ内では、演技ではなくドミニクが実際にハイになっているリアルなシーンも使われているそうで、「使わざるを得なかったんです。それがエンターテインメントです。彼らは大金を渡して『なんとかやれよ。失敗したらあとはないぞ』という感じでした」と当時の状況を振り返った。
現在はしらふになったというドミニク。『ユーフォリア』シーズン3については「最高の作品になると思うし、みんなともっといい関係を築けていると思います。まぁ…大半の人と。大丈夫だと思います。みんな大人だし。努力しています」と話した。