ラウヴが『マイ・エレメント』の劇中歌「Steal The Show」の制作と歌唱を担当
ディズニー＆ピクサー映画史上に残る名曲の1つが誕生したと言えるかもしれない。その曲こそ、8月4日（金）に劇場公開を迎える最新作『マイ・エレメント』より劇中歌として配信されている、シンガーソングライターのラウヴが歌う「Steal The Show」。
『マイ・エレメント』の劇中歌「Steal The Show」を手がけたラウヴ。
ピクサーに20年以上在籍し、数々のアニメーションを手掛けきたスタジオの重鎮でもあるピーター・ソーン監督が手がける『マイ・エレメント』は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす＜エレメント・シティ＞を舞台に、アツくなりやすくて家族思いな火の女の子＜エンバー＞と、涙もろくて心やさしい水の青年＜ウェイド＞、決して触れ合えない正反対のふたりの出会いが起こす奇跡を描いた作品。
そんな、すべてが正反対の性質を持った2人の心の交流を音楽で彩るために、ピーター・ソーン監督が抜擢したのが、あらゆる感情を音楽で表現する名手であるラウヴ。『ファインディング・ニモ』や『ウォーリー』などのスコアを手がけた名作曲家のトーマス・ニューマンらと共に、「Steal The Show」を完成させた。
『マイ・エレメント』あらすじ
火・水・土・風の“エレメント（元素）”たちが暮らすエレメント・シティにはルールがある。それは、“違うエレメントと関わらない”こと…。だがある日、父の店を継ぐために頑張る火の女の子〈エンバー〉は偶然、自由な心を持つ水の青年〈ウェイド〉と出会う。ずっと火の街にいたエンバーは、彼と初めて世界の広さに触れ、自分の新たな可能性を考え始める。「私の本当にやりたいことって…？」 決してふれあえない火と水のふたりの心がふれあうとき、シティに色鮮やかな奇跡が起きる――。
“主役に躍り出る”を意味する「Steal The Show」
日本語で“主役に躍り出る”などを意味する「Steal The Show」というタイトルが付けられたこの曲は文字通り、突然自分の人生の主役に躍り出た相手への思いを歌った楽曲となっていて、「君とふたりで歩いていると／君は大空で 僕は天気／素敵なもの 太陽と雨／驚いちゃうね」と、火の＜エンバー＞と水の＜ウェイド＞の関係を想起させる歌詞も歌われる。
「Steal The Show」の本編映像はこちら。
君の顔を見るまで気づかなかったんだ
幾多のかけがえのない瞬間を逃していたことを
君が1番なら ベイビー 僕は2番でいい
君に夢中なんだ こんなこと言ったら迷惑かな？
（君に夢中なんだ）
もし本当なら
ダーリン どうか教えて
かまわないよ
ショーの主役が君でも
「Steal The Show」歌詞抜粋
フロントロウ編集部では、「Steal The Show」を手がけたラウヴにインタビューを実施。この楽曲が生まれた経緯や、『マイ・エレメント』への思いについて語ってもらった。
