16歳少女への性的暴行疑惑も浮上
サラの告発を受けて、ニコロデオンのドラマ『Zoey 101』に出演していたアレクサ・ニコラスが、当時、アレクサが16歳でジョナが24歳のとき、ジョナに同意なしにキスをされたとSNSで訴えた。
アレクサによると、俳優のジャスティン・ロングの自宅で開かれたパーティーに招待され、そこにジョナも来ていたという。アレクサは一連のツイートでその夜のことを、「プレデター(※性的に人を食いものにするやつ)たちが未成年者に酒を飲ませるから、みんなかなり酔っ払っていた」と振り返っている。
アレクサがパーティーで出会ったジョナにタバコを1本もらえないかと頼んだところ、外に停めてある車まで一緒にタバコを取りに行こうとお願いされたのでついて行くと、ジョナの態度が豹変。無理やりキスしようとしてきたそうで、そのときのことについてアレクサは「彼は何も言わず、私をドアに叩きつけ、舌を私の喉に押し込んだ。私は愕然とし、彼を押しのけて家の中に逃げ込んだ」と書いている。
米Insiderの取材に応じたアレクサは、その瞬間、起こったことは肉体的にも感情的にも間違っていると感じたが、理解が追いつかなかったため、なかなか声を上げることができなかったと前置きしたうえで、「あの夜、私はレイプされたわけではありませんが、性的暴行を受けました。彼がしたことは犯罪です」と語った。
ちなみに、アレクサの告発を受けて、パーティーの主催者だったジャスティンの代理人は、「20年近く前に起こったとされるこの事態をジャスティンが知ったのは今回が初めてです。ジャスティンはいかなる虐待の被害者にも同情的ですが、単純な事実として、彼はニコラスさんの身に何が起きたのか、あるいは起きていないのか、まったく知りません」と声明を発表。
また、ジョナの弁護士であるマーティン・シンガー氏は、アレクサの主張は「完全なるでっちあげ」だと米USA Todayを通じて反論。「そのようなことは起きていません。この話は、明らかに信頼できない情報源に基づいています。彼女は芸能界の複数の男性に対してさまざまな告発をしてきた常習的な告発者です。その中には、元夫に対する性的暴行の主張も含まれていますが、彼女はメディアの注目を浴びたあと、その主張を自主的に撤回しました」と完全否定した。