ブラッドリー・クーパーがドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』に出演するために“嘘”をついていたことが明らかに。(フロントロウ編集部)

ブラッドリー・クーパーが監督についた嘘

 映画『世界にひとつのプレイブック』や『アリー/スター誕生』などの出演作で知られるブラッドリー・クーパーが、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』に出演するために“嘘”をついていたことが明らかになった。

画像: ブラッドリー・クーパーが監督についた嘘

 ブラッドリー演じるジェイクが登場したのはシーズン2の第4話「素晴らしき独身貴族?」で、ブラッドリーにとってこれが俳優として初めて出演した作品だった。では一体、ブラッドリーはどんな嘘をついたのか? 『セックス・アンド・ザ・シティ』の脚本と監督を務めたマイケル・パトリック・キングは、当時を振り返って、ポッドキャスト『Max’s And Just Like That...The Writers Room(原題)』でこう語った。

 「(俳優として)それが初仕事だったブラッドリー・クーパーは、マニュアル車を運転できると言いました。彼の役は、フォルクスワーゲン・カルマンギアに乗っているという設定だったんです。金曜日の朝4時、14番外のストリートで、私は彼に『ブラッドリー、君はここで運転するんだ』と伝えました。すると、彼は私に『マニュアル車は運転できない』と言いました」

 ブラッドリーは役を手に入れるために、“マニュアル車を運転できる”と嘘をついていたのだ。おかげでマイケルは脚本を書き換えることを余儀なくされたそうで、「サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーがカルマンギアを降りて、家まで歩いて帰るというストーリーに変更しました」と明かした。

 ちなみに、『セックス・アンド・ザ・シティ』にはブラッドリーを含む多くの俳優がゲストとして出演してきたが、ゲストを迎え入れる側であるキャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーはそのことに神経をすり減らしていたようで、「私にとって、動いている列車に乗り込むことほど難しいことはありません。もちろんそこにいる人たちは何もかも知っている状態で、おしゃべりをしたり、冗談を言ったり、笑ったり、台本の読み合わせをしたりしています。これは快適さのレベルに関する話です」と述べている。

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