『ハイスクール・ミュージカル：ザ・ミュージカル』シーズン4が8月9日に配信
ディズニー・チャンネルの大ヒットシリーズ『ハイスクール・ミュージカル』の新作ドラマシリーズ『ハイスクール・ミュージカル：ザ・ミュージカル（HSMTMTS）』が、ディズニープラスにて8月9日（水）より全8話一挙独占配信されるシーズン4をもって、ついにフィナーレを迎える。
シーズン3でイースト高校を離れ、カリフォルニア州のキャンプ場「キャンプ・シャローレイク」でミュージカルに挑戦したワイルドキャッツたち。シーズン4では再び舞台を『ハイスクール・ミュージカル』と同じイースト高校へと移し、2008年公開のテレビ映画『ハイスクール・ミュージカル／ザ・ムービー』のミュージカル上演のために準備を始める。
しかしながら、その矢先、イースト高校で『ハイスクール・ミュージカル』シリーズ待望の第4弾となる『ハイスクール・ミュージカル：リユニオン（※）』の撮影が行なわれると告げられ、ミュージカルの計画の変更を余儀なくされることに...。
※リユニオン（reunion）は日本語で“再会”や“同窓会”を意味する言葉。
シーズン4では、これまでに引き続きジョシュア・バセット（リッキー役）、ソフィア・ワイリー（ジーナ役）、ダラ・レネー（コートニー役）、ジュリア・レスター（アシュリン役）、フランキー・ロドリゲス（カルロス役）らワイルドキャッツのメンバーたちが続投。
加えて、シーズン4にはオリジナルの『ハイスクール・ミュージカル』からも多くのキャストが合流。過去にも登場していたコービン・ブルー（チャド役）やルーカス・グラビール（ライアン役）に加えて、来たる新シーズンにはテイラー役のモニーク・コールマンやトロイの父親ジャック・ボルトン役のバート・ジョンソン、ダーバス先生役のアリソン・リード、マーサ役のケイシー・ストローも出演する。
ジョシュア・バセットとソフィア・ワイリーにインタビュー
オリジナルの『ハイスクール・ミュージカル』シリーズからもキャストたちを迎え、新シーズンをもって壮大なフィナーレを迎えることになる『HSMTMTS』。フロントロウ編集部ではシリーズ配信前にリッキー役のジョシュア・バセットとジーナ役のソフィア・ワイリーに独占インタビューを行なうことができたので、新シーズンについてや、ついに撮了を迎えたシリーズでの思い出を振り返ってもらった。
ジーナを演じるソフィア・ワイリー（左）とリッキーを演じるジョシュア・バセット（右）。
『ハイスクール・ミュージカル：ザ・ミュージカル』シーズン4を1フレーズで表現するとしたら、どんなフレーズが思い浮かびますか？
ソフィア：今までで最高にビッグ！
ジョシュア：うん、まさしく！ 僕としては、かつてないほどにメタ（※自己反映している）、ですかね。本当にそういう内容になっているので。念のため、フェイスブック（※を所有するメタ社）のこととかじゃないですよ（笑）。
シリーズはついにフィナーレを迎えます。お2人にとって、シリーズを通して学んだ最も大切な教訓は何でしょう？
ソフィア：私が学んだ最も大切な教訓は、仲間を見つけることの素晴らしさと、そこで見つけた仲間との絆は、どんな成功や個人的な野心にも勝るということだと思います。
ジョシュア：本当にそうだよね。どんな役を得られたかや、どんな紆余曲折を経験したかということよりも、それを誰と一緒に経験したかということです。大切なのは、人生の終わりに差し掛かったときに、そういう絆を育んだり大切にしなかったりしたことを後悔しないようにすることだと思います。なので、僕もソフィアに同意します。仲間との絆です。
シリーズの撮影を通して最も印象に残っている思い出を教えてください。
ソフィア：撮影初日にイースト高校へ行って、巨大な高校を前にして目を丸くしたときだと思います。幼いときからこのフランチャイズの大ファンで、家族と一緒に数え切れないほど観ていました。なので、イースト高校を直接見てその中に入ることができたこともそうですし、自分がそのレガシーに足を踏み入れて、それをつなぐ役割を担えたこともそうです。当時15歳だった私にとっては、ものすごいことでした。
ジョシュア：僕にとっては、シーズン1のフィナーレで300人くらいのエキストラを前に、「みんなスター！（We're All in This Together）」を歌ったときです。あのときのセットはエネルギーに満ちていて、みんなで「やばいね！」って言い合っていましたよ。魔法のような、美しい瞬間でした。思い出は本当にたくさんあって、それぞれのシーズンに最高の思い出がありますが、今この瞬間に自分の頭に思い浮かんできて、これからも永遠に心に残り続けるだろうなって思うのは、「みんなスター！」を歌った日のことですね。
インタビューでは、2人に日本についても質問。以前よりJ-POPを聴いていることを明かしているジョシュアは、「僕が知っている日本出身の人たちは本当に優しい人たちばかりですし、日本については素晴らしいことしか聞かないですよ」と、日本については良い印象しか持っていないとコメント。シンガーソングライターとしても活動している彼は、「日本でツアーがしたいと思っていますし、日本の色々なところへ行ってみたいです」と続けた。
一方、ソフィアはちょうど最近、日本を旅行したばかりの親友から日本についての話を聞いて、自分も行きたくなっていたところだったという。
「最近、親友の1人が日本へ遊びに行ったんです。色んなところを観光したみたいで、こっちに帰ってきたときに写真や動画を私に見せてくれました。食べ物は最高だし、人も素敵だし、日本でのあらゆる体験が最高だったって言っていました。なので、私も行ってみたいと思っています！」とソフィアはフロントロウ編集部に語ってくれた。
今回のインタビューで特に印象的だったのは、お互いの回答に相槌を打ちながら、それぞれの回答を聞くことも楽しんでいるように思えた、ジョシュアとソフィアの仲の良さ。そこには、まさしく2人がシリーズの撮影を通して築き上げてきた友情が見て取れ、2人が揃って“シリーズを通して学んだ最も大切な教訓”に「仲間との絆」を挙げた理由が分かったような気がした。
ワイルドキャッツたちが築いてきたそんな深い絆の集大成にして、ソフィアが「今までで最高にビッグ！」になっていると太鼓判を押す『ハイスクール・ミュージカル：ザ・ミュージカル』シーズン4はディズニープラスにて8月9日（水）より全8話一挙独占配信される。
