『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』にホンダのバイクが登場
ついに公開された、映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』。今作も主演のトム・クルーズの体を張った命知らずのアクションが満載。なかでも話題になったのが、トムがバイクに乗りながら崖から落ちるシーン。
2020年8月の終わりにイギリスのオックスフォードシャーにある建設されたセットで、バイクに乗ったトムが、鉄筋で組まれたジャンプ台からバイクごと飛び出し、大空を舞う姿がキャッチされており、翌月9月にはノルウェーで実際の崖から落ちるというシーンを撮影初日に行なった。
この時トムが乗っていたバイクは、カスタムメイドされたホンダのCRF 250。練習では同じくホンダのCRF450Rも使われており、海抜約1200メートルの高さの崖からバイクに乗ったままダイブした。
ホンダのバイクに乗って崖から落ちるこのシーンは、かなり危険だったようで、トムは「ヘリコプター(を使った撮影)は問題でした。なぜなら、スロープを全速力で駆け下りているときに石にぶつかってしまうのが嫌だったからです。あるいは、私が変な方法で出発した場合、バイクはどうなってしまうか分からなかった」と言い、続けて、「スロープから出発して終えるまで6秒ありました。そしてバイクに絡まるのだけは避けたい。もしそうなったら、良い終わり方にはならなかったでしょう」とEmpireとのインタビューでコメント。
ちなみにトムは『トップガン マーヴェリック』では、カワサキのNinja GPZ 900Rに乗っており、日本のバイクへの信頼は大きいよう。