映画『バービー』でライアン・ゴズリング演じるケンが披露している「I'm Just Ken」。実は2人の豪華ギタリストが参加している。(フロントロウ編集部)

ライアン・ゴズリング演じるケンが歌う「I'm Just Ken」

 ビリー・アイリッシュやデュア・リパ、ニッキー・ミナージュら、豪華なアーティストたちが集結したサウンドトラックも大きな注目を集めている映画『バービー』。それもそのはず、サウンドトラックのプロデュースを手がけたのは大物プロデューサーのマーク・ロンソンで、ブルーノ・マーズとの「Uptown Funk」などで知られる彼の指揮のもとに多くの大物たちが集まった。

画像: 『バービー』のワールドプレミアに妻で俳優のグレイス・ガマーと出席したマーク・ロンソン。

『バービー』のワールドプレミアに妻で俳優のグレイス・ガマーと出席したマーク・ロンソン。

 上記のアーティストに加えて、サム・スミスやチャーリーXCX、ザ・キッド・ラロイらによる『バービー』にインスピレーションを得た書き下ろし曲の数々が映画に華を添えているが、映画には、キャラクターが歌う楽曲も。それが、ライアン・ゴズリング演じるケンが歌う「I’m Just Ken(意味:僕はただのケン)」。

 サウンドトラックにも収録されているこの曲は、つねに2番手で主人公にはなれず、バービーからも友だち扱いされているケンの心の叫びを綴ったエモーショナルな1曲で、映画でもハイライトの1つとなっている。

「I'm Just Ken」に参加している2人のギタリスト

 ケンを演じるライアン自らが歌唱を担当している「I'm Just Ken」だが、実は2人の豪華なギタリストが裏でライアンをサポートしている。そのギタリストとは、ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュと、元ヴァン・ヘイレンのメンバーで、現在は自身のソロプロジェクトであるマンモスWVHで活動しているウルフギャング・ヴァン・ヘイレン。

画像: 「I'm Just Ken」に参加しているスラッシュ(左)とウルフギャング・ヴァン・ヘイレン(右)。

「I'm Just Ken」に参加しているスラッシュ(左)とウルフギャング・ヴァン・ヘイレン(右)。

 スラッシュとウルフギャングという、音楽ファンにはたまらない2人のギタリストの共演が同曲で実現することとなったが、いずれも、プロデューサーを務めたマーク・ロンソンから連絡を受けて、参加を決めたという。

 マークはスラッシュに参加してもらった経緯についてVarietyに次のように明かしている。「彼に楽曲を送ったところ、『良い曲だね。いいね、僕が演奏するよ』って返してくれたんです。見事にやってくれました。彼は最後のソロと、リズムパートを弾いています。最高ですよ」。

 また、ウルフギャングもマークからの連絡がきっかけで同曲に参加したとして、自身のインスタグラムで次のように綴った。「友人であるマーク・ロンソンが今年に入ってから僕の『マンモスのようなギター・サウンド』が必要だって連絡をくれて、喜んでそれに応じたんだ。この面白くて/シュールで/胸を打つ映画にギターの演奏で貢献する機会をもらえたことを名誉に感じているよ」。

 映画『バービー』は8月11日より日本公開中。「I'm Just Ken」が流れるシーンでは、ギターのサウンドにも耳を澄ましてみては。

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