ルイス・プルマンが『トップガン:マーヴェリック』撮影秘話を明かす
トム・クルーズが製作と主演を務め、日本を含めて全世界で大ヒットを記録した2022年公開の映画『トップガン:マーヴェリック』。日本でも社会現象を巻き起こしたほど、多くのファンが映画館へと足を運んだ本作だが、その大きな魅力の一つは、トム・クルーズの製作らしくあらゆる演技でとことん“リアル”を追求したこと。飛行機を操縦するシーンでは、実際に飛行機に乗って撮影されたことも話題になった。
撮影に使われたのは2人乗りの戦闘機であるF-18だったが、ここで気になる疑問が1つ。撮影は長時間に及んだはずだが、ほとんど座るスペースしかない飛行機のなかで、トイレに行きたくなってしまった場合はどうしていたのだろうか? 同作でボブを演じたルイス・プルマンによれば、トイレに行きたくなった場合は、“機内”で済ませていたという。
その方法は、“袋”を使うというもの。ルイスはVanity Fairに次のように明かした。「僕らはふくらはぎの裏に、ゼラチンパウダーでできた袋を2つ取り付けていたんです。(尿が流れると)固まるというものになっていて、もし漏れでもしたら、悲惨なことになってしまいますからね」。
袋を2つ持参して、トイレに行きたくなったときにはそれを使用していたというルイス。実際に使用する場面もあったそうで、「こういう言い方にしましょう。僕は袋を2つともかなり使いましたよ」と打ち明けた。
機内での撮影中は簡単には降りられなかったそうで、同作でペイバックを演じたジェイ・エリスも以前、Screen Rantとのインタビューで撮影時のトイレ事情について、トイレ用の袋を機内に持ち込んでいたことを明かした上で、「もう1時間飛んでいたら漏らしてしまうと思ったので、『すみません、おしっこがしたいです。どうにか戻って少しだけ基地に寄れないですか?』って聞いたことがあったのですが、パイロットからはこう言われました。『ダメです。続けます』ってね」と明かしていた。