同社で初の女性の代表取締役
不動奈緒美は、2021年5月にボルボ・カー・ジャパンに入社後、デジタルトランスフォーメーションや顧客体験の向上を推進。同社入社以前は、アクサ生命保険株式会社をはじめとした外資系企業で、事業開発、デジタルトランスフォーメーションを成功に導くなど豊富な経験と実績を持つ。
ボルボ・カーズのチーフ・コマーシャル・オフィサー兼副CEOのビヨン・アンウエルは、「不動は、力強いリーダーシップとともに、デジタルに関する深い知識と経験を持ち、それらを活かし、日本でのボルボビジネスの成功をもたらしてくれると確信しています。不動を新たに世界各国のビジネスを推進するリーダーの一人として迎えることを嬉しく思います」とエールを送った。
また、前社長のマーティン・パーソンは、同日付で、中国全体を統括する販売会社の代表に就任となった。
スウェーデンで設立されたプレミアム・カーメーカのボルボ。スウェーデンは女性の社会進出が他国に比べて進んでおり、男女平等の国として知られているが、昔から男性が多い車業界においてもボルボは、男女平等の取り組みに業界を牽引して力を入れてきた。
今回、不動奈緒美が代表取締役社長に就任したことで、ボルボ・カー・ジャパン社として初の女性トップの誕生となり、世界的にも注目が集まり期待がかかる。