2023 FIFA女子ワールドカップの決勝戦が行なわれて、スペイン代表がイングランド代表に1対0で勝利。準優勝に終わったイングランド代表にイギリスのチャールズ国王とウィリアム皇太子が激励のメッセージを送った。(フロントロウ編集部)

チャールズ国王とウィリアム皇太子がイングランド代表を激励

 現地時間8月20日にFIFA 女子ワールドカップ オーストラリア/ニュージーランド 2023の決勝戦が行なわれて、スペイン代表がイングランド代表に1対0で勝利。スペイン代表が悲願の初優勝を飾った一方で、同じく初の優勝を目指していたイングランド代表はあと一歩のところで優勝を逃す結果となった。

画像1: チャールズ国王とウィリアム皇太子がイングランド代表を激励

 イングランド代表は近年、国内での女子サッカーへと資金増加や支援拡大を追い風に力を強めてきており、2022年7月に自国で開催したユーロ2022(UEFA欧州女子選手権2022)では初優勝。BBCによれば、2022年9月〜12月にかけてイギリス内で女子の登録選手が12.5%増加し、同年6月〜12月にかけては女性の加盟クラブが5%増加するなど、大きな影響があった。

 今回ワールドカップで優勝こそ逃したものの、イングランド代表が続けて国際大会で大きな結果を残したことで、次世代にさらなる与える影響を与えることが見込まれるなか、イギリスのチャールズ国王とウィリアム皇太子が激励のメッセージを送った。

 チャールズ国王は声明で「皆さんや監督、そして皆さんのサポートチームに、ワールドカップ決勝の結果について心からの思いと同情の気持ちを送ります。これがどれほど辛いことか承知していますが、皆さんの誰1人として敗北を感じる必要はありません。決勝戦へ進んだことそのものが、最高のスポーツにおける皆さんのスキルや決意、チームスピリットに対する大きなトリビュートなのです」と綴ると、彼女たちが次世代に与える大きな影響に触れて、次のように称えた。

 「それ以上に、これはこれからの世代にとってのインスピレーションとなっていくでしょう。それにより、歴史書における皆さんのページは確約されたのです」。

画像2: チャールズ国王とウィリアム皇太子がイングランド代表を激励

 また、ワールドカップ前には代表チームの激励に直接訪れていたウィリアム皇太子は、「これは私たちの誰1人として望んだ結果ではありませんが、皆さんはご自身やこの国を誇りに思わせてくれました」とツイッター(X)に投稿。その上で、「皆さんのスピリットや原動力は、多くの人々をインスパイアし、これからの世代に道を切り拓いてくれました」と綴って、国王と同様に彼女たちが次世代に与えたであろう多大な影響に賛辞を送った。

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