夏の肌ダメージの原因
英スキンケアアプリSkin Trust Clubにて科学スキンケアアドバイザーを務めるトレイシー・ライアン氏によると、夏に受ける肌ダメージの主な原因は「紫外線」。
ライアン氏は、「夏の間に私たちの肌にもたらされる最も大きなダメージは、間違いなく太陽によるものです」と米Health Lineでコメント。「実際、肌老化の外面的兆候の約80%は紫外線が原因だとされています」と、とくに1年の中で最も紫外線が強い夏は、より肌ダメージを受けやすい季節なのだとか。
さらに、夏に受ける肌ダメージは紫外線だけではないそうで、「海水、塩素処理されたプールの水、エアコンによる冷風なども、肌ダメージの一因となります」と発言。これら夏の肌ダメージをしっかりケアしておかないと、秋になってから肌トラブルになる恐れがあるという。
夏の肌ダメージを回復させるアフターケア
夏に受けた肌ダメージをケアするときに大切なポイントは、ずばり「保湿」。
夏にダメージを受けた肌は、紫外線や乾燥でバリア機能が低下している恐れがあるため、「まずは肌に十分な水分を与えることが重要です」と助言。「とくにセラミドや脂質、ヒアルロン酸などを含むスキンケア製品は、肌のバリア機能を整えるのに役立ちます」と付け加えた。
また、夏に肌ダメージを受けた肌はデリケートなので、マイルドな洗いあがりの洗顔料に切り替えるのもオススメ。
唖ドバイにある皮膚科クリニックDr.Kayle Aesthetic Clinicの皮膚科医ハッサン・エル・フセイン医師は、「洗顔した後に肌がつっぱる感じがする場合は、いま使用している洗顔料が、肌のバリアを乱している可能性があります」と指摘。やさしい洗いあがりで、比較的肌への負担が少ない「泡タイプ」や「ジェルタイプ」の洗顔料を検討するのも良いだろうとアドバイスした。
夏に受けた肌ダメージを秋まで持ち越さないためにも、早めのアフターケアが重要。しっかりと保湿ケアをして、うるおい溢れる美肌をキープしてみて。