新曲「Used To Be Young」の発売に合わせてTikTokにてビデオシリーズを発信しているマイリー・サイラスが、そのなかで、子役だった12歳~13歳の頃の超多忙なスケジュールを明かした。(フロントロウ編集部)

『ハンナ・モンタナ』時代は1日12時間以上の労働だった

 13歳から18歳までディズニー・チャンネルのドラマ『ハンナ・モンタナ』で主役を務めたマイリ―・サイラス。番組によって社会現象級のスターになった彼女が、12~13歳当時に送っていたスケジュールをTikTokで公開した。

 スケジュールはとある金曜日のもので、仕事のスタート時間は、なんと朝の5時半! この時間からホテルでヘアメイクが始まり、7時15分からのテレビ生出演をきっかけに合計9本のインタビューに対応。お昼もインタビューをしながら食べ、合間に、エディターとのミーティングや雑誌の撮影をこなしていた。すべてが終わるのはスタートから12時間超が経過した午後6時15分で、翌日も午前7時~午後7時半は仕事。しかもマイリーは当時はまだロサンゼルスから飛行機で約4時間かかるテネシー州に暮らしていたため、夜7時半に終わった後に飛行機で自宅に戻って日曜日を過ごし、また週明けにはロサンゼルスに戻ってくるという生活だったという。

 日本で言う小学校を卒業したばかりの少女の労働時間としては超過酷。この生活が4年続いたそうで、当時のスケジュールを振り返ったマイリーは、「私にはいろいろな側面があるけど、怠惰でないことは間違いないですね」とひと言。

ツアーは「健康的」ではないからしない

 そんなマイリーだが、現在は利益よりもメンタルヘルスを優先するようにしているようで、最新アルバム『エンドレス・サマー・バケーション』を引っ提げたツアーはやらないという考えを、今回のTikTokビデオシリーズで明確にした。

 「ツアーについて皆さんが本当に理解していないのは、ショーはたった90分ですが、(アーティストにとっては)それが毎日になるということです。ものすごく集中して卓越したパフォーマンスをすると、それに匹敵する十分な回復と休息が必要なんです」と、ツアーがどれだけ自分を酷使するかを明かしたマイリー。

 「ツアー中は、エゴが過剰に働いてしまうんです。一度スイッチが入ると、それをオフにするのは難しい。毎晩、エゴをアクティブにするトレーニングをしていると、そのスイッチを切るのが一番難しいんです」と語ると、「毎日、自分がスポットライトを浴びる存在になり、他人がそれを観察する存在になるという関係は、私にとって健康的ではありません。なぜなら、それは私の人間性やつながりを消し去ってしまうからで、人間性やつながりがなければ、私の優先事項であるソングライターにはなれないのです」と、ツアーをしない理由を説明した。

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