2023年のアメリカでまともに生きていくために必要な年収はいくらなのか?
単身者が必要とする年間生活費、一番高い州は…?
食料品からガソリンまで、2023年に物価上昇を経験しているアメリカ。2023年7月の消費者物価指数報告によると、「全品目指数」の物価は過去12ヶ月で3.2%上昇したという。では、2023年のアメリカでまともに生きていくために必要な年収はいくらになのか?
経済メディアGOBankingRatesが全米50州の単身者の年間生活費を調査したところ、その平均値は、5万7,255ドル(約835万円)!
労働統計局が発表した、2023年第2四半期におけるフルタイム労働者の週給の中央値は1,100ドル(約16万円)。5万7,255ドルの年収を稼ぐには週給1,101ドルが必要になるため、ギリギリ足りるか足りないかということになる。
ちなみに年間の生活費が最も高いのはハワイ州の112,411ドル(約1640万円)で、最も低いのはミシシッピ州の45,906ドル(約670万円)だった。
生活費が最も高い州
- ハワイ 112,411ドル
- マサチューセッツ 87,909ドル
- カリフォルニア 80,013ドル
- ニューヨーク 73,226ドル
- アラスカ 71,570ドル
生活費が最も低い州
1. ミシシッピ 45,906ドル
2. オクラホマ 46,024ドル
3. アラバマ 46,577ドル
4. アーカンソー 47,111ドル
5. ケンタッキー 47,318ドル