テイラー・モムセンがジェニー・ハンフリー役を降板した理由
現在はロックバンド、プリティー・レックレスのフロントウーマンとして活動しているテイラー・モムセンが、ドラマ『ゴシップガール』で兄妹役で共演したペン・バッジリーが司会を務めるポッドキャスト『PODCRUSHED』に出演。番組のなかで、自身が同ドラマのジェニー・ハンフリー役を降板した理由について触れた。
テイラーは2007年から放送された『ゴシップガール』で、ペンが演じたダン・ハンフリーの妹であるジェニー・ハンフリー役に抜擢。共演したブレイク・ライブリーやレイトン・ミースターらと並んでブレイクを果たしたが、2008年から活動していたプリティー・レックレスとしての音楽活動に専念するため、2011年にシーズン4をもってシリーズから降板した。
今回、テイラーは自身の兄を演じたペンとのトークのなかで、子役としてキャリアをスタートさせたときのことを振り返り、「2歳だったときにやらされたことだった。自分で決めたことじゃなかったの」と、元々俳優業は自分の意思で決めた仕事ではなかったとした上で、『ゴシップガール』の降板を決意したときのことを次のように明かした。
「自分で選択できる年齢になった瞬間に、パッと思い浮かんだんだ。ある朝起きたときに、『ちょっと待って。これってやる必要ないんじゃない? 他の仕事をする必要があるんじゃない? バンドでプレイして、ツアーしたり曲を書いたりっていうのは? それもできるんじゃない?』って」。
「確かに、テレビ番組から離脱するというのは、それよりもちょっと複雑なことだったけど。でも、私の答えはイエスだった。それなら、やればいいじゃんって。自分で人生を創造して、生きたいように生きられる力が自分にはあるって。まさに閃きという感じだった」とテイラーは続けた。
「一夜にして」決意したと振り返ったテイラーは、自身の考えを製作陣に伝えたところ、「『君を契約から解除することはできませんが、番組から降板させることはできます。ツアーに出ることもできますよ。他の場所では演技をできなくなりますがね』って言われた」と振り返る。
テイラーは制作陣から提示された条件について「構わなかった」とした上で、次のように続けた。「実際のところ、彼らは私が夢を追うことを許してくれた。私は生涯感謝しているし、ありがたく思ってる」。