ニューヨーク ファッションウィークにて、動物愛護団体PETAの関係者がランウェイでリアルレザーの使用反対を訴えた。
PETAがNYファッションウィークに登場
ファッションブランドCoach(コーチ)がニューヨーク市立図書館で開いたファッションショーに、招かれざる客が登場した。
モデルたちがランウェイを歩くなか、突然、筋肉や腱が描かれた全身タイツを着たアクティビストがランウェイに乱入。胸には「コーチ、レザーは殺し」と描かれており、同じメッセージを掲げた別のアクティビストと共に、ショーの一部かのようにランウェイを歩き出した。
2名の乱入者は途中でスタッフに取り押さえられるまでランウェイをずっとウォーキング。その間、周囲のモデルたちは一切表情を変えることなくランウェイを歩き続けていた。
今回の乱入者は動物愛護団体PETA(ペタ)のアクティビストで、騒動後、PETAが公式サイトに声明を発表。「皮革用として殺される牛は、意識があるうちに皮を剥がされ、解体される場合もあり得ます。牧場での去勢、断尾、除角を、鎮痛剤なしで耐え忍んだ後にです。PETAの暴露によって、世界最大の皮革加工業者(コーチに供給していました)では、作業員が子牛の顔に焼き印を押し、牛や雄牛を殴り、電気棒でショックを与えていることが明らかになりました」と語った。