エリザベス女王はひ孫の誕生日にケーキを用意して“待っていた”
イギリス王室のヘンリー王子とメーガン妃の長女リリベット王女の1歳の誕生日にエリザベス女王がケーキを用意して待っていたが、夫妻は現れなかったとかつてヘンリー王子の母ダイアナ元妃に執事として支えていたポール・バレル氏が英The Mirrorに語った。
昨年6月に行われたエリザベス女王の在位70周年を祝うプラチナ・ジュビリーに出席するために、ヘンリー王子夫妻がアーチー王子とリリベット王女を連れてイギリスに一時帰国したときのこと。アーチー王子はイギリスで生まれたが、リリベット王女はアメリカで生まれたため、エリザベス女王と直接会うのはこのときが初めてだった。
リリベット王女の誕生日は6月4日で、ちょうどイギリス滞在中だったことから、エリザベス女王は誕生日当日にヘンリー王子夫妻をお茶に誘ったというが…。
「女王は彼女(リリベット王女)の1歳の誕生日ですら、彼女に会っていません。誕生日の前日に彼女に会いました。でも、誕生日当日、女王は1本のろうそくを立てた誕生日ケーキを用意していたんです。けれど、彼らは現れませんでした。そのろうそくに火がつくことはありませんでした」
バレル氏によると、その翌日に再びヘンリー王子夫妻をお茶に誘おうとして、側近から“アメリカに帰った”と知らされたエリザベス女王は、「そんな。さよならも言わずに帰ってしまうなんて」と寂しそうにしていたという。
なお、バレル氏はこう証言しているが、米Page Sixの取材に応じた関係者は「(バレル氏の話は)真実ではありません」と否定。「夫妻はリリベット王女の誕生日を祝うために女王と会いました」と、バレル氏とは真逆の主張をしている。
ちなみに、王室の内情をよく知る人物としてたびたびメディアに登場するバレル氏は、ダイアナ元妃の死後、彼女のことをマスコミにベラベラしゃべったり、彼女の私物を売却したりしていることから、ヘンリー王子は英大衆紙を訴えた裁判でバレル氏のことを「偽善的なクソ野郎」「目立ちたがりで私利私欲の塊」などと非難している。