「ワインを飲みながら世界を救う」天才ハッカー、サラはどんなキャラ?
英国諜報局MI6御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュンに下された新たなミッション。それは100億ドルで闇取引されるとてつもなくヤバいブツ=“ハンドル”を追跡・回収すること。
フォーチュンはMI6のコーディネーター・ネイサンや、毒舌の天才ハッカーのサラ、新米スナイパーのJJ、さらに能天気ハリウッドスターのダニーも巻き込み即席チームを率いて行動を開始する。次第に明らかになっていく巨大な陰謀を、フォーチュンたちは阻止できるのか? そして、最高機密“ハンドル”の正体とは!?
本作でジェイソン・ステイサム、ケイリー・エルウィズ、バグジー・マローン、ジョシュ・ハートネットとともにハンドルの追跡・回収に挑む天才ハッカーのサラを演じるのは、オーブリー・プラザ。
現在38歳のオーブリーは、コメディアンとしてキャリアをスタートさせ、2009年から始まったTVシリーズ『パークス・アンド・レクリエーション』で注目を集めた。以降、『彼女はパートタイムトラベラー』(12)、『チャイルド・プレイ』(19)などに出演。さらには、『イングリッド ネットストーカーの女』『私たちのビッチ・ナイト』(17)ではプロデュース業にも進出。
新作『Emily the Criminal』(23)ではインディペンデント・スピリットアワードの主演賞にノミネートされ、先日発表された第75回エミー賞では、『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』で助演女優賞にノミネートされた。また、北野武も起用されたアパレルブランド「ロエベ(LOEWE)」の2023年プレ・フォール・コレクションのキャンペーンモデルにも起用されるなど、今波に乗っている俳優の一人。
本作は、ガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムが5度目のタッグを組むアクション映画だが、オーブリーは、「ガイ・リッチー監督作品でジェイソン・ステイサムと共演できるなんて最高!こういうタイプの映画には挑戦したことがなかったですしね。『007』シリーズのようなスパイ映画だと聞いて“やった!”と喜びました。初のアクション映画だし、楽しそうだと思いました」と、オファーを受けた当時を振り返る。
意外性のあるキャラクターを演じるのは俳優冥利に尽きるというもの。オーブリーは、ユーモアにあふれながら、時にはガンアクションを決めまくるキャラクターであるサラを生き生きと演じ、ジェイソン・ステイサムもお気に入りのキャラクターだという。
そんなサラについて、オーブリーは、「サラはハッキングが大好きで、大いに楽しみながらハッキングをしているんです。とても有能なのに、ユーモアのセンス全開で、冗談を言ってばかりいる。そんな彼女がコンマ何秒のタイミングを要求される驚異的なハッキングを成功させられるのだろうか?と、観客の皆さんは思うかもしれない。でも彼女はいつだって成功する。それが彼女の仕事だから。彼女はワインを飲みながら世界を救うんです」と、超かっこいいコメントで評した。
ジェイソン・ステイサムとオーブリー・プラザの共演映画『オペレーション・フォーチュン』は10月13日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。