彼女マーサ・プリンプトンと動物愛護の活動によく参加していた
19歳になった1989年、映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』に若きインディ・ジョーンズとして出演した俳優のリヴァー・フェニックス。この頃、映画『モスキート・コースト』や『旅立ちの時』で共演した同い年のマーサ・プリンプトンとは交際4年目。そんな2人はたびたびカップルで動物愛護活動に参加していた。
幼い頃からビーガン(菜食主義主義)を徹底し、動物愛護と環境保全の運動をライフワークとしていたリヴァー。ティーン誌Seventeenに環境問題についての寄稿を行なうなど、自身の知名度を社会貢献に利用していた。
そんな彼の情熱はマーサにもインパクトを与え、リヴァーに「君には世界を変える力がある」と言われて動物愛護運動に目覚めたことを、リヴァーが妹レインと結成したバンド“アレカズ・アティック”としてステージに立ったイベント「ロック・アゲインスト・ファー(ファーに反対するロック)」で明かした。
リヴァーとマーサはその後、リヴァーの薬物依存が原因で破局。しかし別れたあとも、リヴァーが1993年に薬物の過剰摂取で亡くなるまで親しかったという。現在52歳のマーサ。その後のキャリアでは、人工妊娠中絶の権利を守る運動をけん引する存在として知られるようになり、現在はLGBTQ+の権利運動にも活発に参加している。