ケイティ・ペリーの原盤権についた値段
シンガーのケイティ・ペリーが、元キャピトル・レコードの社長であるダン・マッキャロル氏が共同設立したリトマス・ミュージックに、自身の原盤権を売却したことが明らかになった。
Varietyの報道によると、この契約にはケイティがこれまでにリリースしてきた5枚のオリジナルアルバムである『ワン・オブ・ザ・ボーイズ』(2008年)、『ティーンエイジ・ドリーム』(2010年)、『プリズム』(2013年)、『ウィットネス』(2017年)、『スマイル』(2020年)の原盤権と出版権が含まれているという。
気になるのは、「Firework」や「I Kissed A Girl」、「Roar」など数々の大ヒット曲が収録されているこれらの5枚のアルバムについた値段だが、なんと2億2,500万ドル(約333億円)!
リトマス・ミュージックのダン・マッキャロル氏は今回のケイティとの契約について、「ケイティは音楽、テレビ、映画、慈善活動の分野に大きな影響を与えてきた、クリエイティブで先見の明がある人物です。リトマスで再び彼女とパートナーを組み、彼女の素晴らしいレパートリーを管理するための支援が出来ることをとても光栄に思っています」とコメント。
ダンとリトマス・ミュージックを共同設立したCEOのハンク・フォーサイス氏も、「ケイティの歌は世界の音楽文化の中でも重要な位置を占めています。何をするにも誠実さが光る、このような信頼出来るパートナーと再び協力し合えることにとても感謝しています」と付け加えた。
近年、音楽業界ではアーティストが原盤権を売却するという流れが続いており、今回のケイティの動きは、ジャスティン・ティンバーレイクやシャキーラ、ジャスティン・ビーバーらに続くものとなっている。