グリープでサイクリングを楽しんでいた一般人が、1人でハイキングをするチャールズ国王とばったり遭遇する出来事があった。(フロントロウ編集部)

ハイキングをするチャールズ国王と出会った人の話

 故エリザベス女王が毎年夏の休暇を過ごしていた場所として知られるバルモラル城があるスコットランドのバルモラル・エステートで、偶然、1人でハイキングをするチャールズ国王と遭遇したという一般人の男性がYouTubeで公開した動画が話題になっている。

 動画には、サイクリングをする3人組の男性と、ジャケットに帽子をかぶり、歩行をサポートするための杖を持ったチャールズ国王の姿が映っており、男性たちから「夏休み中ですか?」と聞かれたチャールズ国王は「はい、ここは素晴らしいです」と答えると、「(雨天は)ここの特徴です」「ユスリカにはゾッとします。それもまたここを象徴するものです」と付け加えた。 

画像1: ハイキングをするチャールズ国王と出会った人の話

 また、1人で歩いていたことについて話を振られると、「ええ、そうですよね。でも、私は歩くのが好きなんです。(歩いている)途中で色々なものを見たいと思います」と言って笑顔を見せた。その後、チャールズ国王は男性たちに別れを告げ、「転ばないように気をつけてくださいね」という言葉を残し去っていった。

 なお、動画には映っていなかったが、周辺にはレンジローバーが何台もとまっており、銃を持った警備員がたくさん待機していたそう。

 ちなみに、プライベートな時間を過ごすロイヤルファミリーのメンバーと一般人が遭遇する機会はそう多くはないものの、ゼロではない。

 チャールズ国王の母である故エリザベス女王は、静養先のバルモラル城の外を散歩していたところ、アメリカ人観光客のグループから“普通のおばさん”と間違われたうえに、「エリザベス女王に会ったことはあるか」と聞かれ、「私は会ったことがないけど、(自身の護衛を指して)彼は女王と会ったことがあるんですよ」と答えたという逸話がある。

画像2: ハイキングをするチャールズ国王と出会った人の話

 また、チャールズ国王の長男のウィリアム皇太子と妻のキャサリン妃がウィンザーにあるパブでランチをしているところに一般人が居合わせたこともある

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