映画『ハリー・ポッター』シリーズにダンブルドア校長役で出演していた俳優のマイケル・ガンボンの訃報を受けて、大勢のファンがユニバーサル・スタジオにあるホグワーツ城の外で杖を掲げ、哀悼の意を表した。(フロントロウ編集部)

ホグワーツ城の前で杖を掲げてダンブルドア校長を追悼

 故リチャード・ハリスに代わって、シリーズ3作目の映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』からホグワーツ魔法魔術学校の校長であるアルバス・ダンブルドアを演じた俳優のマイケル・ガンボンが、先日、肺炎のため亡くなった。82歳だった。

 訃報を受けて、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフは「マイケル・ガンボンを失ったことで、世界は間違いなく面白くなくなりました。(中略)彼が亡くなったと聞いてとても悲しいですが、彼と一緒に仕事ができた幸運な人間の一人であることに心から感謝しています」と声明を発表。全世界の『ハリー・ポッター』ファンからも悲しみの声があがった。

画像: ホグワーツ城の前で杖を掲げてダンブルドア校長を追悼

 一部のファンは、ユニバーサル・オーランド・リゾートの『ハリー・ポッター』のエリアにあるホグワーツ城の外に集まって杖を掲げるという、最もふさわしい方法でマイケルを追悼した。

 ご存じの方も多いと思うが、映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で、亡くなったダンブルドア校長に哀悼の意を表して、ホグワーツの生徒たちが杖を掲げるシーンがあった。このシーンは、『ハリー・ポッター』シリーズで最も切なく感動的な場面のひとつであり、今や現実世界でも亡くなった『ハリー・ポッター』シリーズのキャストを称えるための儀式として、ファンのあいだで定着している。

 2016年にスネイプ先生役のアラン・リックマンが他界した際も、多くのファンがホグワーツ城の前で杖を掲げて彼の死を悼んだ。また、昨年、ハグリッド役のロビー・コルトレーンが亡くなった際にも同様にホグワーツ城の前にファンが集まって杖を掲げ、なかにはハグリッドがピンクの傘に杖を隠していたことにちなんで、杖の代わりにピンクの傘を掲げる者もいた。

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