アメリカの格安航空会社ジェットブルー航空が、家族連れの客に追加料金なしで隣同士の座席を配置する方針を発表した。(フロントロウ編集部)

13歳以下の子どもがいる客は追加料金なしで隣同士の座席に

 SNSでもたびたび話題になるのが、飛行機の座席交換問題。とくにおひとりさまで旅行すると、席が離れてしまった家族連れから、座席の交換をお願いされることも少なくない。そんなおひとりさまにも朗報となる航空会社の新方針が注目を集めている。

 今年9月、アメリカの格安航空会社(LCC)のジェットブルー航空は、子ども連れの家族が隣同士の席を確保しやすくなる新方針をホームページ上で発表した。

 「ファミリーシートポリシー」と称する新方針は、13歳以下の子どもは、座席指定に関係なく、同じ航空会社の予約で少なくとも1人の大人と同席することが保証されるというもの。すべての予約客が対象で、追加料金も不要。エコノミー価格帯でも適用される。出発まで24時間を切っている予約については、フライトの当日に地上職員が対応を行うという。

 これで、おひとりさまが家族連れから、座席交換を求められることが減るかもしれない。ただし、ジェットブルー航空は、予約と旅行のプロセスをスムーズに行うために、乗客が事前に希望の座席を選択することを推奨している。

 「おひとりさまは座席を譲るべきか論争」といえば、今年7月にも議論が起こっている。あるTikTokユーザーの女性が、子ども連れの客から座席変更を求められ、お断りした自身の体験をTikTokに投稿したところ、コメント欄に賛否の意見が9000以上も書き込まれる大論争に発展したと、米NBCが伝えていた。

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