アメリカン航空の飛行機が乗客のおならが原因でゲートへ引き返す騒動があった。なお、当該の乗客は強制的に飛行機から降ろされたという。(フロントロウ編集部)

飛行機の機内で“おならトラブル”が発生

 アリゾナ州フェニックスからテキサス州オースティンに向かう予定だったアメリカン航空の飛行機が、乗客のおならが原因でゲートへ引き返す騒動があったと米Peopleが報じている。

 当時の状況について米掲示板のRedditに投稿をした目撃者によると、離陸前、明らかに不機嫌で二日酔いのような状態の成人男性が、「俺が失礼だって?じゃあこの臭いはどうだ?」などと言いながら、大きな音でおならをしたという。まったく悪びれる様子のない男性と他の乗客たちが軽く言い争う声も聞こえたそうで、この目撃者は「男性からそのような発言を引き出した要因はわかりません。小耳に挟む分にはおもしろいですが、大の大人がそれも飛行機の機内で言う言葉ではないですね」と男性の言動を非難した。

 なお、飛行機は滑走路へ移動している最中だったが、機内でのトラブルを受けて、ゲートへ引き返したそう。「(離陸の準備を)中断して申し訳ありませんが、ゲートに戻ります。詳細な情報が入りましたらお知らせいたします」という機内アナウンスがあったと目撃者は掲示板に綴っている。

 ゲートに到着すると、客室乗務員が男性のもとにやってきて、“この便には乗れない”とを告げたが、男性は「理解できない」と不満を口にした。客室乗務員が詳しいことは飛行機を降りてから説明すると男性に伝えると、男性は立ち上がり、荷物を持って静かに飛行機から降りた。男性が飛行機から去ったあと、乗客の多くが安堵のため息を漏らしという。

 このトラブルによって、飛行機は15〜30分くらい遅れたが、少なくとも今回の書き込みを行なった目撃者は“それだけで済んで良かった”と思っているそうで、「総合的に見てアメリカン航空は迅速に対応してくれたと思います」と航空会社の対応を賞賛した。

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