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なぜ事故が起こったのかは未だ不明
「(遊園地の乗り物で)息子が座っていた席が空になっていることに気づきました」。
親にとって恐怖でしかない経験を米ABCニュースで振り返ったのは、米時間の9月29日、バージニア州で行われていた地域のお祭りを8歳の息子と訪れた男性。
お祭りにあった“ザ・ストーム”という乗り物に8歳の息子を乗せた男性。しかしゲートの外から見ていたところ、何かがおかしいことに気づいたのだという。
ザ・ストームはふたつの4人席が向かい合って合計8人で1つのセットになった座席が4つ固定された乗り物で、スタートするとぐるぐると円を描くようにまわり、まわるスピードがどんどん速くなっていくという乗り物。
「多分、2回目くらいにまわってきた時に、息子が座っていた席が空になっていることに気づきました。続いて息子の向かい側に座っていた女の子の表情を見た時、何かが起こったのだと理解したのです」
男児は乗り物が回転していた際に振り落とされてしまったよう。幸い、男児は命は助かったが、病院で診断を受けた結果、右足の骨折、背中への打撲、足の切り傷を負っていたことが判明した。
この事件を受け、乗り物はその日の内に閉鎖され、調査も行なわれたのだが、機械の欠陥やオペレーターのミスなどは確認出来ず、身長規定、安全バーに関しても問題がなかったようで、未だに事故の原因は分かっていない。