2018年から活動休止しているフィフス・ハーモニー
アメリカ版のオーディション番組『Xファクター』にそれぞれソロとして出場していたアリー・ブルック、ダイナ・ジェーン、ローレン・ハウレギ、ノーマニ・コーディ、カミラ・カベロの5人によって2012年に結成されたフィフス・ハーモニー。その後、2016年12月にはカミラがグループを脱退し、2018年からグループとしては活動休止状態となっている。
およそ6年という短い活動期間となったが、その間にフィフス・ハーモニーは大ヒット曲を連発。「Worth It」や「Work From Home」、「That's My Girl」などの代表曲を生み出し、彼女たちの力強い楽曲は今なお多くのファンから愛されている。
フィフス・ハーモニー楽曲のストリーミング再生から入ってくる収入
フィフス・ハーモニーはここ日本でも人気を集め、今でも彼女たちの楽曲を日常的に聴いているというファンは多いだろうが、今回、メンバーのアリー・ブルックがポッドキャスト『Zach Sang Show(原題)』で暴露したところによれば、その再生回数はアリーたちの現在の収入には全く反映されていないという。
アリーによれば、フィフス・ハーモニーの楽曲は今なお数十億回再生されているが、ストリーミング再生から受け取っている金額は、なんと「ゼロ」! 「私たちは文字通り何十億回もストリーミングされていますが、残念なことに、ストリーミングからは何も受け取っていないのです」とアリーは番組で暴露した。
一方で、米国議会が2003年に設立した、音楽がウェブで使用された際にその使用量を分配するSoundExchangeからはある程度の分配を受け取っていたといい、1人のメンバーにつき「毎月5,000ドル(約74万円)くらいは受け取っていました」とアリー。しかしながら、その収入も現在ではなくなってしまったという。
「その収入もどこかへ行ってしまって、私たちにもその理由がわからないのです。クレイジーですよね。メチャクチャだと思います。皆さんが思っているようなものではないのです」とアリーは続けて、現在はこの問題について「調査している」ところだと明かした。