キャリア40周年を祝うザ・セレブレーション・ツアーをイギリスで封切ったマドンナ。初日から、マドンナの行く先々は騒々しかった。(フロントロウ編集部)
ツアー中の移動風景がスパイ映画撮影のよう
細菌感染症に感染して一時はICUに入るほど重篤な状態にあったマドンナが、病気から復活して、完売のO2アリーナでザ・セレブレーション・ツアー初日を迎えた。40年にわたるキャリアで世に送り届けて来た40曲以上をパフォーマンスして、約2万人の観客を盛り上げた。
2019~2020年のMadame Xツアー以来約3年半ぶり12回目となるツアーを封切ったマドンナは、ツアーでの移動用に厳重な警備体制を整えているようで、O2アリーナに向かう際には、ロンドンの自宅裏に黒づくめのライダーたちが乗ったオートバイが次々と登場。建物の中からも黒づくめのスタッフたちが現れ、まるで映画『007』か『ミッション:インポッシブル』のワンシーンのようだった。
これだけの警備体制だったため、逆に目立って周囲はざわざわ。その後、大通りから黒塗りのクルマが入ってきて、自宅ガレージの中からも黒塗りのクルマが出てきて、数台のクルマ&オートバイという大所帯でアリーナへと向かった。
白昼堂々、スパイ映画の撮影のような様子で移動したマドンナ。ザ・セレブレーション・ツアーは2024年までヨーロッパや北米をまわる予定。日本を含めたアジア公演は現時点では未定。